自動駆けつけ介護ロボット「SOWAN」(ソワン)に除菌消臭の噴霧機能を追加 無人の除菌巡回で新型コロナ感染リスクを低減

高山商事とテムザックは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防止対策のため、自動駆けつけ介護ロボット「SOWAN」(ソワン)のオプションに除菌消臭液の噴霧機能を新たに追加したことを発表した。

SOWANは「LiDAR」(360度全方位センサー)を搭載。自己位置推定と地図作成を同時に行うSLAM技術により、定められた時間に、定められた場所から、障害物を回避しながら静かに巡回できる。除菌消臭液の噴霧機能を搭載することで、無人で除菌して回ることができるため、感染リスクを減らすことができる。


バイタルデータを見守りながら建物内を自動巡回する「SOWAN」

「SOWAN」は24時間体制での対応が求められる介護において、介護職員の負担軽減と利用者・家族へ安心を届けることをテーマに開発された自律走行型の介護ロボット。利用者のバイタルデータを見守りながら建物内を自動巡回し、異常時にはその場へ駆けつけ、状況を映像で職員へ伝えるとともに記録を残す。巡回中は、顔認証による声掛け、転倒者検知、自動充電など、人に寄り添いながらサポートするさまざまな機能も備えている。



今回発表された除菌消臭液の噴霧機能をSOWANに搭載することで、障害物を避けながら、建物内を無人で除菌して回ることが可能。同機能はSOWANを先行導入している住居型有料老人ホーム「シルバーマンション キリン愛西」にて感染症対策としてすでに活用され、介護職員に代わり、広い施設内を最小限の装備で効率的に除菌して回ることで、感染リスクを低減することが期待されている。


感染防止対策としての活用例

無人で除菌剤噴霧
広い施設内を効率的に除菌して回ることが可能。



バイタルデータの24時間見守り
利用者の腕に装着した活動量計(ウェアラブルデバイス)から、脈拍の情報をサーバへ送信して継続的に見守りを行う。活動量情報は、居室のタブレット端末と管理者用端末で確認できる。活動量情報は、居室のタブレット端末と管理者用端末で確認できる。異常時には、ソワンが自動でその場へ駆けつけ、通知&記録。



ロボットを通して遠隔会話することでアバターとして活用
巡回中に発見した場合は、個人を認識してお部屋に戻ってもらうよう声かけを行うこともできる。文言は時間帯に合わせて変えることが可能。


SOWANは開発段階から実際の介護現場で検証を重ねてきたロボットで、必要とされる機能を厳選することにより、低価格で提供することを実現。2019年11月の製品発表と同時に受注受付を開始し、2020年にはレンタルサービス・納入開始を予定している。

【ソワンの主な機能】
1. 自動巡回
2. 活動量計と連動しバイタルデータの見守り
3. アラートがなったら自動駆けつけ開始
4. 自動引き戸開閉装置「ポルテア」
5. 登録者の顔認識と声掛け(オプション)
6. 自動充電(オプション)
7. 転倒者検知・通報(オプション)
8. 噴霧器の搭載(オプション)New

ソワンの仕様
名称/型番:SOWAN タイプⅠ
サイズ:約W400×D400×H1365mm
センサー:360度全方位LiDAR×1、RGBカメラ×1
通信:Wi-Fi/モバイルネットワーク通信(LTE)
充電時間:約7時間
稼働時間:約20時間
走行速度:巡回 約0.9km/h

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山田 航也
山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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