誰でもショートフィルムの監督に!家からオンラインで作品投稿「Directed by You –ソニーと創る『60秒フィルム』–」スタート

ソニー株式会社は、制限の多い今の状況だからこそクリエイティブな活動をする人々を応援したいとの想いより、同社テクノロジーを使ったり、プロのクリエイターとともに共創したりしながら、“60秒“のショートフィルムを制作できる「Directed by You –ソニーと創る『60秒フィルム』–」を2020年6月30日~9月末まで開催する。

同イベントは、渋谷モディ1階にあるソニーの情報発信拠点「ソニースクエア渋谷プロジェクト」がプロデュースしたもので、オンラインでの作品投稿も可能。自宅でショートフィルムの監督体験ができる企画となっている。6月30日からは、「トロフィー」「恩返し」「記念日」のテーマに沿って、それぞれが自由に作った60秒の映像作品を募る“オンライン編”をスタートする。
また、ソニーコンピュータサイエンス研究所が開発したAIアシスト楽曲制作ツール「Flow Machines Professional」を用いてBGMが制作できる企画も用意されている点にも注目したい。

「#ソニーと創る60秒フィルム」とハッシュタグをつけてTwitterかInstagramで投稿すると、選ばれた作品がソニースクエア渋谷プロジェクト内のシアターで上映される。
他にも、7月10日(金)より、ソニースクエア渋谷プロジェクト内では、ショートフィルムの監督になれる体験企画が用意されており、オンラインでも、渋谷でも、クリエイティビティが拡張する瞬間を体験できる。同社は、生活の中で”撮影“することが日常になった今、”撮影“をよりクリエイティブに、より楽しめる機会となればと述べている。





Directed by You -ソニーと創る『60秒フィルム』- 概要

「60 seconds -One room-」と題し、コメディ編の「トロフィー」「恩返し」「記念日」のテーマに沿って参加者それぞれが自由に60秒のショートフィルムを制作。シナリオ、演出、撮影方法も自由。BGMはソニースクエア渋谷プロジェクト公式サイト内からダウンロードして使用することも可能だ。
作品は「#ソニーと創る60秒フィルム」と「#ソニースクエア渋谷」のハッシュタグをつけてTwitterかInstagramで投稿。投稿作品は、ソニースクエア渋谷プロジェクト内シアターで7月10日(金)から選ばれた作品が上映される。シナリオライターやカメラマン、音楽プロデューサーそれぞれのクリエイターの目線から選ばれた作品は、渋谷モディ壁面の大型街頭ビジョン「ソニービジョン渋谷」で上映される他、プロのクリエイターから直接レビューを受け、ショートフィルムについて話すワークショップに参加することができる。なお、コメディ編は7月20日23:59が締め切りとなっており、8月7日からは恋愛編の募集開始を予定している。参加方法含む、オンライン編の詳細は公式サイト内にて確認できる。
また、映像制作のヒントとなる動画もソニースクエア渋谷プロジェクト公式Twitterで、毎週アップしていくとのことだ。

■【動画】ソニースクエア渋谷プロジェクト「Directed by You –ソニーと創る『60秒フィルム』–」メイキング映像

 


ワークショップ開催概要

コメディ編/恋愛編、それぞれの期間中に投稿された動画のうち、プロのクリエイターが選定した作品の制作者は、プロのクリエイターとオンラインで語り合うワークショップに参加することができる。

▼ Square Program オンラインワークショップ -コメディ編- 開催概要

開催日時 2020年7月31日(金)19:00~19:45 予定
出演クリエイター 神谷 圭介 氏(シナリオライター)、高木 考一 氏(カメラマン)、菊地 智敦 氏(BGM制作/音楽プロデューサー)
参加者 6月30日~7月20日23:59までに投稿された作品が対象。作品投稿者の中から、ワークショップに出演するクリエイターが選出する作品の制作者が参加できる。参加者には7月26日(日)までにソニースクエア渋谷プロジェクトのSNSアカウントより連絡がはいる。

▼ Square Program オンラインワークショップ -恋愛編- 開催概要

開催日時 2020年9月4日(金)19:00~19:45 予定
出演クリエイター 三浦 直之 氏(シナリオライター)他
その他 詳細は後日発表





ショートフィルムの監督になれる体験企画も7月10日より開催

ソニースクエア渋谷プロジェクト内では、7月10日(金)よりショートフィルムの監督になれる体験企画がスタートする。期間中は、まるで家の中のような舞台セットがソニースクエア渋谷プロジェクト内に登場。参加者は、ショートフィルムの監督として作品を演出し、ソニーの最新フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー)」を使って撮影する。用意されたシナリオを元に、役者にどのように演じさせるかは参加者次第で、ライティングや小道具も参加者が自ら選べる。撮影した映像には、プロのクリエイターがソニーのAI技術を使って制作したオリジナルのBGMが加わるとともに、監督として自分の名前がクレジットに入り、世界で一つのショートフィルムが完成。完成した作品は、シアターエリアで上映される他、自分のスマートフォンに転送し、持ち帰ることもできる。


シナリオは、神谷圭介氏、三浦直之氏が、この企画のために書き下ろしたオリジナル作品。7月10日からは、神谷氏の制作したコメディ編「トロフィー」「恩返し」「記念日」の3本からシナリオが選べ、8月7日からは、三浦氏の制作した恋愛編3本を加えた計6本の中から選ぶことができる。また、舞台セットは、木製家具メーカー「カリモク」の展開する「KARIMOKU NEW STANDARD」ブランドの協力となっている。



ソニーの最新フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 II」

映画撮影用カメラなどソニーの業務用機器を担当する部門がUIや画作りを監修した “Cinematography Pro”が搭載。21:9アスペクト比、24コマ/秒などの4K HDR動画撮影や、なめらかな色階調表現を実現する10bit記録、映画制作に使用されているデジタルシネマカメラ「CineAlta」で培ったノウハウを色相・画作りとして反映したLook(映像作品の表現テーマに適するよう、色合いや明るさを調整する画作り)によって、本格的な撮影体験を実現。



“Flow Machines(フローマシーンズ)”で作ったオリジナル楽曲

コメディ編のシナリオのイメージに合わせて、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所が開発したAIアシスト楽曲制作ツール”Flow Machines Professional”を用いてBGMを制作。同ツールでは、様々な音楽を解析し構成された音楽ルールに加え、先端のソフトウエア技術を用い、クリエイターの構想のもと、多様なスタイルのメロディーを自由自在に生成することが可能。株式会社ソニー・ミュージックレーベルとの取り組みにより、今回のためにクリエイターが同社のAIとともに生み出した、オリジナルBGMを4曲用意。参加者は、作品のBGMとして使用できる他、恋愛編では、同レーベルが運営する、オリジナルアニメーションと共にチルアウトミュージックを24時間365日世界に配信するLo-Fi Beatsチャンネル「Tokyo LosT Tracks -サクラチル-」とも協力。新たにBGMのバリエーションも増える予定だ。なお、オンライン編用に、ソニースクエア渋谷プロジェクト公式サイト内からダウンロードできる楽曲も同じものとなっている。



▼ 「Directed by You –ソニーと創る『60秒フィルム』–」

期間 2020年6月30日~2020年9月末予定
※オンライン編:6月30日~
※ソニースクエア渋谷プロジェクト内での撮影体験:7月10日~
場所 ソニースクエア渋谷プロジェクト(東京都渋谷区神南1-21-3 渋谷モディ1階)
コンテンツ 1、「Directed by You –ソニーと創る『60秒フィルム』–」オンライン編
2、「Directed by You –ソニーと創る『60秒フィルム』–」ソニースクエア渋谷プロジェクト内での撮影体験

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【公式サイト】Directed by You -ソニーと創る『60秒フィルム』- オンライン編
https://www.sony.co.jp/brand/experience/square-shibuyapj/directedbyyou/online.html




コラボレーションクリエイターの紹介

神谷 圭介(かみや けいすけ)氏:コントユニット「テニスコート」のメンバー、俳優/シナリオライター/イラストレーター
テニスコートとしてナンセンスコメディーをベースとしたコント公演を重ねる。テニスコートとしてEテレ「シャキーン」に構成として参加。現在はコーナー出演。書籍、文章執筆のほか、デザイン、映像制作など多岐にわたり活動。主な著書『あたらしいみかんのむきかた』(小学館)/写真撮影:三上ナツコ

三浦 直之(みうら なおゆき)氏:ロロ主宰、劇作家/演出家/シナリオライター
1987年生まれ、宮城県出身。 2009年、主宰としてロロを立ち上げ、全作品の脚本・演出を担当。古今東西のポップカルチャーを無数に引用しながらつくり出される世界は破天荒ながらもエモーショナルであり、演劇ファンのみならずジャンルを超えて老若男女から支持されている。脚本提供、歌詞提供、ワークショップ講師など、演劇の枠にとらわれず幅広く活動中。
関連サイト
ソニー株式会社

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