分身ロボット「OriHime」で家族や友人と一緒に展覧会を鑑賞しませんか 横浜市がヨコハマトリエンナーレ2020で希望者募集 先着順

展覧会会場に来られない方、そのご家族やご友人の方へ、
分身ロボット「OriHime」と一緒に、ヨコハマトリエンナーレ2020を鑑賞しませんか?

横浜トリエンナーレ組織委員会はヨコハマトリエンナーレ2020「AFTERGLOW-光の破片をつかまえる」の横浜美術館会場において、身体的制約があるなどさまざまな理由により外出することが難しい人とその家族等を対象に、分身ロボット「OriHime」を用いた鑑賞の機会を設ける。
会場に来られない方は、ご自宅や病院などの遠隔から分身ロボット「OriHime」で鑑賞会に参加、家族や友人がその分身ロボットを持って展覧会を鑑賞する。

横浜トリエンナーレ組織委員会が希望者を募集。申し込みは先着順で、来場希望日の2週間前までに行う。(同展覧会はプロット48でも開催しているが、今回の募集は横浜美術館会場となる。)


分身ロボット「OriHime」とは

OriHimeはPCやスマートフォン・タブレットから遠隔操作できるロボット。操作者が遠隔から会話をしたり、顔を動かしたり、ジェスチャーをするなど、実際にその場にいるようなコミュニケーションがとれることが特徴。「OriHime」にはカメラ、マイク、スピーカーが搭載されているため、操作者はモニターで作品を鑑賞し、映像作品の音を聞いたり、家族や友人との会話を楽しめる。


応募条件・募集日時

応募条件
応募条件は自宅や病院等でインターネットに接続でき、OriHime操作用のアプリをダウンロードできるPC、スマホ、タブレット等の端末があり、当日、家族や友人等がトリエンナーレ会場に来場できること。当日の会場は横浜美術館で、来場の際は2名まで無料で入場可能。

募集日時
募集期間は8月24日(月)~9月16日(水)まで。実施期間は9月9日(水)から9月30日(水)までの月・火・水・金(祝日を除く)。申し込みは先着順で、申し込み際は来場希望日の2週間前までに行う。

■申し込みWEBサイト
https://www.yokohamatriennale.jp/2020/event/orihime/


申し込みの注意事項

1.OriHimeを通じて複数人でも鑑賞できるが、OriHimeを接続できる端末は1台のみ。
2.来場前に一度、当日鑑賞するための環境(自宅など)で接続の確認を行う。
3.日時確定後に、体調不良などにより参加が難しくなった場合は、実施日の調整等を行う。
4.会場では動作確認等のため、スタッフが同行する。
5.当日はスタッフが観覧の様子を撮影する。また、撮影した写真は横浜トリエンナーレ組織委員会並びに横浜市の広報で一部使用する場合がある。
6.ネットワークの状況によっては、鑑賞中に画質、音質が悪くなる事がある。
7.新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、会場内における作品のガイド等は行っていない。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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