簡単な質問に答えるだけでAIが校風の合った中学校をオススメ「学校選びナビ」志望校選びを支援 校風をAIが数値化

合同会社デジタルストラテジーが運営する、中学受験の子どもと保護者向け中学校情報サイト「オンライン合同学校説明会」は、簡単な質問に答えるだけで子どもの性格にふさわしい校風の私立中学校を知ることのできる診断テスト「学校選びナビ」を2021年1月15日より提供開始することを発表した。


「学校選びナビ」について

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年度は私立中学校の多くが文化祭などの学校行事を中止したり、一般客の観覧を見送ったりした。その代わりとして、学校説明会の動画配信やテレビ会議を使った個別相談会などが多数行われたが、オンラインでは質問したいことがなかなか聞けない、在校生の様子など学校の雰囲気を感じることができないといった悩みも生じている。そうした状況に対する解決策として、説明会などで保護者が直接聞きづらい質問を中心に学校から回答をもらい、その結果を質問項目ごとに全学校分公表したのが「オンライン合同学校説明会」。


2020年5月の立ち上げ以来、首都圏の中学受験生とその保護者から大きな反響があり、ユニークユーザーは3万7000人を超え、参加学校数も69校(2021年1月現在)まで広がっている

「学校選びナビ」は「オンライン合同学校説明会」に掲載された私立中学校からの回答最新の自然言語解析AI(人工知能)に読み込ませ、独自に開発した12の「校風タイプ」ごとに定量化。簡単な質問に答えるだけでできる子どもの性格診断テストの結果と照合し、適合度の高い10の学校をおすすめする。AIによる校風タイプの解析や性格診断結果とのマッチングの仕組みは、情報経営イノベーション専門職大学の片桐雅二教授が監修している。




「学校選びナビ」の3つの特徴
・従来あいまいだった学校の「校風」を、数値化して見える化する12のタイプ(類型)を独自に開発

・首都圏の60以上の私立中学校・高等学校の校風を、AIによるQ&A解析で定量化

・受験生の性格的な特徴と、適合度の高い校風をもつ上位10校の判定結果をランキング表示



「学校選びナビ」開発の経緯

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年春以降多くの私立中学校は、来校形式の学校説明会や見学会を中止、もしくは定員数をかなり絞ったかたちで開催してきた。このため、中学受験生やその保護者が志望校の様子を実際に見ることができる学校見学の機会は極端に減少している。また、来校形式に代わるかたちでオンライン学校説明会が増加した結果、かえって情報過多となっている面も否めない。

これらの結果、中学受験生を持つ多くの家庭は今、受験する学校や志望校の選定に苦労している。上記の悩みに応えるため、同社は「オンライン合同学校説明会」に掲載された私立中学校からの回答を解析・定量化し、子どもの性格に合った学校を簡単に選べるツールとして校風診断テスト「学校選びナビ」を開発した。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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