ドローン × AIで上空から「溺れる人」の発見に成功! アジラが日本ドローン機構と水難事故のリアルタイム検知を実証実験
2021年10月29日
By 山田 航也
防犯セキュリティ向けに映像解析サービスを提供する株式会社アジラは、日本ドローン機構株式会社と、海で「溺れる人」を行動認識AIでリアルタイム検知し、要救助者を救助する実証実験を実施したことを発表した。
実証実験は2021年10月26日に沖縄県北谷町、アラハビーチにて実施。入水中のエキストラの方々に水泳、水遊び、そして、様々なパターンで「溺れる行動(海上保安庁の「溺れのサイン」を参考)」を適宜実施してもらい、ドローンで空撮。その映像からリアルタイムで「溺れる行動」のみを検知し、現場でのモニター表示と発報及び、クラウドを介してスマートフォンへ通知、救助に向かうまでの技術的・運用的実現可能性を調査。実証は成功し、実用化に向けて、運用面・技術面の課題が明確化した、としている。
アジラ日本ドローン機構と「ドローン × AI」のシナジー創出を目的とした業務提携契約を締結しており、今後も水難事故に関する技術提供をはじめ、様々な社会問題を解決していく考え。なお、今回の「溺れる人」検出アルゴリズム及び、離岸流の検知アルゴリズムは日本ドローン機構株式会社と共同で特許出願中。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。
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