CoeFontと「ゆっくりMovieMaker」が連携 AI音声「アリアル」と「ミリアル」を完全無料で提供開始 記念画像も無料配布

株式会社CoeFontが提供するAI音声プラットフォーム「CoeFont」は、ゆっくり実況プレイ動画用の動画編集ソフト「ゆっくりMovieMaker」とのAPI連携を開始することを発表した。連携により、「ゆっくりMovieMaker」でゆっくり実況動画を制作するときに、AI音声「アリアル」と「ミリアル」の各種CoeFontが完全無償(商用利用も含む)で利用可能となる。同社は動画編集ソフトにAI音声を組み込むことで、ITリテラシーを問わず、誰でも必要な時に、AI音声を活用した動画編集が可能となるように連携拡大を進めていく。


AI音声をクリエイターの身近な存在に

CoeFontはすべてのクリエイターに「声のフォント」をとどけることを掲げ、AI音声プラットフォーム「CoeFont」を開発・提供してきた。2021年8月の提供開始から、さまざまなクリエイターが声のフォントである「CoeFont」を活用し、オーディオブックや実況動画をはじめとした多くのコンテンツが誕生している。

今回はYouTubeやニコニコ動画などで定番となっている「ゆっくり動画」の普及を加速させたソフト「ゆっくりMovieMaker」(以下、YMM)と連携を行うことで、クリエイターたちが制作するゆっくり動画への”演出の選択肢”を増やし、より良質なコンテンツを生み出してもらいたいとの想いから、饅頭使い氏と取り組みを開始。


今回の連携で、同社のキャラクターであるAI音声「アリアル」「ミリアル」の各種CoeFontが商業利用を含めた完全無料で利用可能となる。新規でYMMをインストールするユーザーは既存の「魔理沙」「霊夢」に加え、「アリアル」「ミリアル」の音声を利用し、表現や演出の選択肢が多彩になることで、ゆっくり動画制作において、新たな演出や表現が可能となる。

<「ゆっくりMovieMaker」で利用可能なCoeFont>
 アリアル:通常CoeFont、喜怒哀楽CoeFont(4種の感情表現)
 ミリアル:通常CoeFont


ゆっくり饅頭の作者・まそさんが描いた画像をサイト上で無料配布

ゆっくり饅頭の作者である、まそさんが描いた記念画像を下記URLより、無料配布している。

https://coefont.cloud/coefontstudio


「ゆっくりMovieMaker」開発者 饅頭遣い氏からのコメント

この度、ゆっくりMovieMaker4からCoeFontの各種音声を利用できるようになりました!また、CoeFont様のご厚意により「アリアル」「ミリアル」の各種CoeFontが無償で利用可能となっています。この機会に是非、「CoeFont」を利用した動画づくりにチャレンジしてみてください!個性豊かな「CoeFont」を利用して、より多様なソフトウェアトーク動画が生まれることを願っています。


CoeFont社 代表取締役 早川尚吾氏からのコメント

このたび、饅頭使いさんのご厚意でAPI連携を行わせていただき、YMMにおいて、当社のAI音声「アリアル」、「ミリアル」を選択ダイアログにプリセットしていただけるようになったことを大変嬉しく思っています。

CoeFontは、AI音声をAPI連携することで、GPUを使ったAI音声をインストールをする必要もなく、気軽にご利用いただけるAI音声プラットフォームです。私たちが目指す理想の状態は、例えるならば、誰でも無料で利用できる”Google Document”です。同サービスは、パソコンが得意ではない方も、ちょっとしたメモや議事録を気軽に書くことができます。また、同サービスで利用できる「Arialフォント」は、インストールせずにデフォルトで使えます。

CoeFontも同様に、パソコンが得意ではない方でも、気軽に趣味で動画を制作したり、仕事で必要に迫られた時に、ちょっとした動画が作れるようになってほしいと考えています。また、AI音声の「アリアル」「ミリアル」は、商用利用を含めた完全無料で提供しており、「Arialフォント」のように最も利用される”声のフォント”になることを目指しています。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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