話題の「甘噛みハムハム」実機レビュー!世界初の甘噛みハムゴリズム搭載のハムリングシステムで数10種の甘噛みパターンを実現

「甘噛み」
体験したことのある人なら、なんとも言えない心地よさと、ふと感じる絆を思い出すでしょう。

ユカイ工学の「甘噛みハムハム」は、今年のCESで公開され、たちまち話題になりました。現在、クラウドファンディングを実施中で、既に1,134%を達成(執筆時点)、大人気となっています。

「甘噛み」の新・癒し体験をしてみた。「ホンワカしてきます」

一見、普通のぬいぐるみのようですが、世界でも類を見ないユニークな「ハムリングシステム」と甘噛み「ハムゴリズム」を搭載した、最新鋭の甘噛みロボット。甘噛みのパターンは数十種類もあります。開発中の「ゆず/ミケネコ」の甘噛みハムハムさんが届いたので、早速、体験してみました。

「甘噛みハムハム」さんが届いた!! (※開発中のバージョンなので実際の商品とは一部異なる場合があります)

仕様や特徴の詳細は、過去の記事「やみつき体感ロボット「甘噛みハムハム」 3月8日からクラウドファンディングを開始 渋谷パルコ1Fでプロトタイプを展示」もご覧ください。クラウドファンディング「CAMPFIRE」のサイトにも詳しく載っています。


甘噛み体験する前からすでに可愛い

ゆるい!! デザインがゆる過ぎて、甘噛み体験する前からすでに癒されている・・

「ゆず/ミケネコ」の甘噛みハムハムさん。ほかに「コタロウ/シバイヌ」も用意されています

家族には「なんとも頼りない目が可愛い」と大好評。正直に言うと僕的には、写真で見たときに「パッチリ目の方が可愛いのでは?」と思っていたけれど・・一緒に過ごしているとずこく可愛く見えて、愛着がわいてくるので不思議。

眠たそうな目が、甘噛みとマッチしています

横から見たフォルムも可愛い。背中の丸みが秀逸

「ゆず/ミケネコ」のサイズはW130mm × H195mm × D210mm(しっぽ込み)、重さは約380g。手触りはフワフワ

に・く・き・ゅ・う・・

なに、このゆるさ(^^)・・

お尻と尻尾もかわいい。この尻尾にもQooboのフニフニする尻尾動かしシステムが導入される日がくるのか!?(筆者の勝手な妄想です)

愛犬と対面

「甘噛みハムハム」の動力は単三乾電池4本。背中のファスナーを開けて簡単に交換できます


いよいよ「甘噛み」体験

眺めるはこれくらいにして、いよいよ「甘噛み」体験します。
ユカイ工学がこだわったのは「子育ての思い出から生まれた新しい癒やしの形」。そう、「甘噛みハムハム」さんは、ただのぬいぐるみではなく、人類の叡知が詰め込まれているのです。


それは、赤ちゃんや幼いペットの、ごく短い期間にしか体験できない「甘噛み」の幸せなしぐさを再現しているのです。

ただ甘噛みしてくれるだけ、手を動かしたり喋ったりはしません。そうです、ただ甘噛みしてくれるだけの幸せ、でも世界初の新体験


たくさんの甘噛みのしぐさを生む「ハムゴリズム」

えーと・・アルゴリズムではなく「ハムゴリズム」。これはですね、指を入れるたびに違った甘噛みを体験できるシステムです。例えば、味わいハム、溺れハム、マッサージハム、空振りハム、時報ハム・・などなど。甘噛みは決してワンパターンではありません。


この高度なシステムを含め、世界初の甘噛みシステムは「ハムリングシステム」と呼ばれています。


では、世界初の甘噛みシステム、体験してみます。むにゅ!!


フワフワの口の中に指を入れると、軽いサーボモーターの音とともに指先にムニムニとした動きが・・気持ちいい!!
なんだか「甘噛みハムハム」さんと心を通じ合ったような絆を感じます




甘噛みのパターンは数十種類。柔らかく噛んだり、吸うみたいに噛んだり・・時報のリズムで噛んだりもします。なお、指を突っ込み続けると溺れちゃうので注意してくださいね(本当)。

■ 「甘噛みハムハム」さん、体験動画


クラウドファンディングで支援者を募集中

現在、「甘噛みハムハム」はまだ本格的な発売の前ですが、クラウドファンディングで支援することで入手できます(2022年6月以降の発送予定)。

■公式ムービー

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神崎 洋治

神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。

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