コカ・コーラ・ヨルダン ネコ型自動配送ロボット「BellaBot」を本格導入 Pudu Roboticsと戦略的提携協定を締結

コカ・コーラ・ボトリング・カンパニー・オブ・ヨルダン(コカ・コーラ・ヨルダン)は、商用サービスロボット分野で世界をリードするPudu Roboticsと正式に戦略的提携協定を締結したことを発表した。コカ・コーラ・ヨルダンはパートナーシップの一環として、Quill(ヨルダンでのPudu Roboticsの正式パートナー)との協業を通じ、ヨルダンのスーパーマーケットおよびオフラインイベントで商品の購入を促し、売上を向上するため、ネコ型自動配送ロボット「BellaBot」を本格的に導入した。


小売業におけるイノベーションを推進

グローバルなパンデミック予防・管理対策が標準化され、世界中での日常生活に組み込まれるようになりつつある。小売業がデジタルマインドセットとマーチャンダイジングの革新を組み合わせたインテリジェントオペレーションへ移行するにつれ、新たな非接触型アプローチを採用することが必要になっている。今回のビジネス提携は、ビッグデータやAIを含むさまざまな最先端技術によって、小売業におけるイノベーションを推進させるというPudu Roboticsの戦略のさらなる実践をしたもの。




自動配送ロボット「BellaBot」の特徴

BellaBotは自動車グレードの独立結合サスペンションシステム、交換可能な超長寿型バッテリー、レーザーSLAMとビジュアルSLAMの両方による位置決めおよびナビゲーションソリューションをはじめとする複数の技術を搭載している。これらの技術がスーパーマーケットのような非常に複雑かつダイナミックな環境においても、ロボットの障害物回避の柔軟性や、エラーのない優れたパフォーマンスを確実なものとする。また、BellaBotは可愛らしいネコ型の外観と人間・ロボット間の優れたインタラクションで、若い世代を中心とした消費者の関心を集めることができる。



Pudu Roboticsの創立者兼最高経営責任者である張涛氏は次のように述べている。

「従来の小売サービスとは異なり、知能ロボットが顧客にサービスを提供することで、魅力的なリテール体験を実現できます。これにより、さまざまなブランドの期待を満たすのに大いに役立ちます。さらに、ハイテクロボットそれ自体が、コカ・コーラ飲料をこよなく愛する若い世代の消費者に間違いなく人気となるでしょう。」



Pudu Roboticsについて

Pudu Roboticsのロボットは世界の60以上の国と地域で入手可能であり、レストラン、病院、学校、オフィス、政府系施設、ホテル、インターネットカフェ、カラオケ店、空港、地下鉄の駅など、様々なシーンで導入されている。日本国内ではガスト、しゃぶ葉、バーミヤン、サイゼリヤ、焼肉の和民、日高屋、和食さとう、国内18か所にゴルフ場を有するシャトレーゼグループ、渋谷エクセルホテル東急や横浜保土ヶ谷眼科などで導入が進んでいる。

関連サイト
Pudu Robotics

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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