ドローンによる「樹木医リモート診断サービス」 樹林の管理や危険木の発見をドローンで支援
2022年5月6日
By ロボスタ編集部
環境調査で用いるドローンを使用して、通常の空撮から特殊調査ドローンを使用した新たなサービスの運用を行っている株式会社アーバンエコサーチは、ドローンを利用した樹木医の樹木診断を効率化する「樹木医リモート診断」サービスの提供を開始したことを、2022年5月4日に発表した。
同サービスは、マルチスペクトルカメラ搭載ドローンで樹木医が樹木の診断を行う仕組みとなっており、樹木医のみならず、利用対象者として、樹林や危険木管理が必要な官公庁や山林所有者も想定している。
■【動画】DJI P4 multispectral test(2020年10月12日公開分)
樹木医リモート診断による効果と今後の展開
同サービスを利用することで、広大な山林の樹木1本づつの現地確認が必要なくなり、時間やコストの削減を可能にする他、危険地域への立ち入りも減り、事故防止につながる。また、今後は、農薬散布ドローンとの連携や拡張機能による様々なデータ収集と活用を測るとしている。なお、同社は、地形データなどとの連携により災害に対するリスクヘッジを行うための基礎データを提供できるよう検討しており、同サービスをオープンな仕組みとして行く予定だ。
樹木医リモート診断による効果
広大な山林等で行う場合、樹木1本づつの現地確認が不必要となり、時間の削減になる。
● 樹木医が何度も現地に行く必要がなくなるのでコスト削減につながる。
● 危険な地域への立ち入りが減り、事故防止につながる。
● 倒木や危険木等あった場合GNSS(衛星測位システム)で正確にその位置が判る。
● 客観的なデータに基づき、樹木の育成状況を的確に把握できる。
● 樹木医が何度も現地に行く必要がなくなるのでコスト削減につながる。
● 危険な地域への立ち入りが減り、事故防止につながる。
● 倒木や危険木等あった場合GNSS(衛星測位システム)で正確にその位置が判る。
● 客観的なデータに基づき、樹木の育成状況を的確に把握できる。
同サービスの今後の展望
● 農薬散布ドローンとの連携により遠隔散布を可能とする。
● 拡張機能により、NDVI画像以外のデータ収集と活用を図る。
● 樹木のみならず、地形データなどとの連携により災害に対するリスクヘッジを行うための基礎データを提供する。
● ドローンによる樹木医診断はオープンな仕組みとする。
● 拡張機能により、NDVI画像以外のデータ収集と活用を図る。
● 樹木のみならず、地形データなどとの連携により災害に対するリスクヘッジを行うための基礎データを提供する。
● ドローンによる樹木医診断はオープンな仕組みとする。
同社のドローン撮影動画
以下の動画は阿見町と東京農業大学で行われた「茨城県阿見町竹林再生プロジェクト」のドローンによる調査撮影時の様子だ。
撮影機材 | DJI社製MavicAir |
---|---|
撮影協力 | 阿見町、東京農業大学、合同会社流域共創研究所だんどり |
備考 | 国土交通省全国包括申請許可済み |
■【動画】ドローン 空撮 茨城県 阿見町 竹林再生プロジェクト DJI mavic air
■【動画】ドローン 空撮 茨城県 阿見町 竹林再生プロジェクト第2弾 DJI mavic air
関連記事
ドローン関連記事(ロボスタ)
ドローン関連記事(ロボスタ)
関連サイト
株式会社アーバンエコリサーチ
株式会社アーバンエコリサーチ
PR
注目のロボット
注目のロボット企業
チャンネル登録
Posting....