ABB 最大2.8mの高さのパレットを迅速かつ効率的に処理する「ロボットデパレタイザ」を発表
ABB株式会社は物流、eコマース、ヘルスケア、消費財業界における複雑なデパレタイジング作業を処理するソリューション「ABB ロボットデパレタイザ」を発表した。
異なる種類の荷物のデパレタイズを実行
パレットの構成や形状がより多様になるにつれて、デパレタイズ作業がより複雑化している。また、以前は手作業で行っていた仕分け作業は、スタッフの離職率が高く、採用コストが増加するのが一般的な特徴となっている。ABBのロボットデパレタイザは高度なマシンビジョンと機械学習アルゴリズムを用いてこれらの問題を解決し、最大2.8mの高さのパレットを迅速かつ効率的に処理する。
ABBのロボットデパレタイザソフトウェアはビジョンセンサーで収集した情報を使って、各箱に適した把持ポイントをロボットに提供する。その後、ロボットが最大30kgまでの箱をピックアップし、別のパレットや送り出しコンベアなどに載せていく。その速度と精度により、ピーク時には1時間あたり最大650サイクルの作業を24時間体制で行うことができる。
このソリューションには4軸と6軸のロボットが用意されており、シンプルな作業からより複雑なデパレタイズ作業まで柔軟に対応できる。また、ユーザー独自のボックス寸法、重量、パレットパターンを用いたカスタムアプリケーションシミュレーションを構築することも可能。さらに、「ABB ロボットデパレタイザ」は自律移動型ロボット(AMR)と統合することもでき、倉庫や配車センター向けの高機能で柔軟な物品搬送システムを3週間という短いセットアップ時間で実現することができる。
ABBのロボティクスディビジョンのプレジデントであるマーク・セグーラは、次のように述べている。
ABB
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。