AI音声合成で「クイズ王」が喋り出す!コナミのクイズゲーム『QuizKnock STADIUM』に音声技術「ReadSpeaker」採用

HOYA株式会社MD部門ReadSpeaker SBUは株式会社コナミアミューズメントがアーケードゲームとしてリリースした『QuizKnock STADIUM』(クイズノック スタジアム)に『ReadSpeaker』の「AI音声合成」「オリジナルボイス」が採用されたことを発表した。


声の収録にかかる膨大な「時間」「費用」を大幅削減

『QuizKnock STADIUM』は随時「コンテンツ」が追加されていくことが魅力の一つで、「東大クイズ王・伊沢拓司氏」がクイズ問題を読み上げることをセールスポイントとしている。しかし、収録のスケジュールを調整するなどの課題があった。そこで、『ReadSpeaker』の「AI音声合成」を使用した「オリジナルボイス」を採用して、膨大な「収録」にかかる「リソース」の削減を行うことになった。伊沢氏の音声を収録し、「ディープラーニング」と同社エンジニアの技術力によって、伊沢氏の「オリジナルボイス」が完成した。




「QuizKnock STADIUM」について
「QuizKnock STADIUM」は東大発の知識集団「QuizKnock」(クイズノック)協力のもと開発された「新感覚早押しバーチャルクイズゲーム」。様々なクイズ形式による全国のプレーヤーとの早押しクイズ対戦をはじめ、最大99人のプレイヤーがオンライン上で競う「ドリームチャレンジ」や「サバイバルLIVE」(サバイバル ライブ)を楽しむことができる。2022年3月10日(木)に稼働開始した。



「ReadSpeaker」について

「ライフケア」「情報・通信」の分野で、国内外トップクラスのシェアを多数持つ【HOYA株式会社】の事業ブランドのひとつで、AIを使った音声合成、人工音声ソリューションを開発している。20年以上前から音声合成ビジネスを行っており、大手企業をはじめとして国内1,700社以上、グローバルで10,000社以上に利用されている。



ReadSpeakerの「AI音声合成」と「オリジナルボイス」

AI音声合成とは「ディープラーニング」「機械学習」を使用した「音声合成」の名称で、今までの「機械的」「棒読み」な音声合成とは違い、「喜ぶ」「怒る」「哀しむ」といったより肉声に近い『感情表現』を可能にした。

「オリジナルボイス」とは声優・ナレーター・俳優などの「声」を短時間収録し、「ディープラーニング」に読み込ませ、音声合成ソフトを作成する。あとは、そのソフトウェアにテキストを入力するだけで、自由に「声」を発することができる、最先進の「音声合成」技術。同社の「オリジナルボイス」はコミュニケーションロボットなどですでに「採用」され、製品化されている。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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