世界とつながる窓「Atmoph Window 2」にUnreal Engine 5の3D仮想都市が登場!Petri Levälahti氏が撮影

世界とつながる窓Atmoph Window 2を開発・販売するアトモフ株式会社(以下、Atmoph)は、Epic Gamesが無料公開しているUnreal Engine 5のアセット「City サンプル」を世界でも数少ないインゲームフォトグラファーのPetri Levälahti(ペトリ・レヴェラーティ)氏が撮影した風景「The City」を2022年5月31日(火)にリリースすることを発表した。


Atmophのためだけに撮影された「The City」

「City サンプル」は映画『マトリックス』のシリーズの世界観をUnreal Engine 5で再現した技術デモ「The Matrix Awakens」をベースにした3D空間で、通り過ぎる自動車、人々やビル群や質感まで、リアルとの区別がつかないほど細部まで鮮やかに大都市が表現されている。


今回Atmophからリリースする8本の風景は、「City サンプル」の3D空間を各国で活躍中のゲーム内フォトグラファーPetri Levälahti氏が撮影したもの。風景はすべてAtmophのためだけに撮影され、本当に窓から風景を眺めている気分になれるよう、構図だけではなく、人間の目線や視界の広さも計算して撮影されている。



【動画】

Atmophは世界各国1,200カ所の実写風景に加え、グローバル企業とのライセンス契約の元、自社オリジナルのCG制作によりファンタジーの世界を日常の風景として蘇らせてきた。また、2022年4月にリリースした恐竜ワールドを皮切りに、Atmoph Studios(アトモフ スタジオ)オリジナルの仮想世界にも進出。窓のすぐ向こう側に広がる仮想世界が現実とシンクロして、未来にいるかのような体験ができる風景も実写風景と同じく届けていく。

Petri Levälahti氏について
インゲームフォトグラファー。ストックホルムに本社を置く、EA DICE (EA Digital Illusions CE)のスクリーンショット・キャプチャー・アーティスト。
【主な作品】
Petri Levälahti
Screenshot galleries from various games.
www.berdu.org



Atmoph Window 2とは

Atmoph Window 2はAtmophが独⾃で4K/6K撮影した1,200本以上の⾵景映像とリアルなサウンドで、部屋に開放感と癒しの時間をもたらす。2019年にクラウドファンディングサイトIndiegogoとMakuakeで発表した際は、総額で1億円の支援を受けた。在宅ワークの需要が増える中、窓から風景を眺めることで旅行に行っている気分になれるだけではなく、Googleカレンダーとの連携や決まった曜日と時間にアラートができるデイリールーティーン機能など、ユーザー個人個人の生活を便利にできる機能を兼ね備えている。

また、Atmoph Window 2は「進化する窓」として通年を通してソフトウェアのアップデートを行っており、2022年3月にはカメラモジュールを使ったジェスチャー機能をリリース、さらに翌月にはどの風景にも合う環境音楽、サウンドスケープを追加した。


Atmophのこれから

Atmophは未来の窓として新しい家庭のインターフェイスを目指している。窓としての開放感に加え、窓を通してユーザー同士のつながりも大切にし、同じ風景を見ている人数が窓に表示されたり、各地のリアルタイムの風景を見ることができるライブストリーミング機能など、風景を通して誰かと時間を共有できる機能も搭載している。

AtmophオリジナルのCG世界もその一環で、新しい世界を体験してもらうだけではなく現実とシンクロしたバーチャルな世界、さらにはユーザーも参加できるオープンな場所を、Atmoph Studiosとして今後も展開していく。

関連サイト
Atmoph Window 2

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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