三機が高機能・安全・低コストの自己学習型協働ロボット「DOBOT CRシリーズ」を取扱い開始

ロボット・工作機械の販売、専用機・検査装置の設計製作を手掛ける株式会社三機は、2022年5月よりDOBOT社製の協働ロボット「CRシリーズ」の取り扱いを開始した。
「CRシリーズ」はDOBOT社がリリースした協働ロボットで、製造現場での組立てや搬送、検査など幅広い作業が可能な自己学習型ロボット。
CRシリーズには3kgから16kg までさまざまな負荷モデルがあり、各種アプリケーションシナリオにも適応可能。シンプルでフレキシブルな導入、片手によるデモンストレーションや軌道再現などの利便性、衝突探知機能などによる安全な協働を、高いコストパフォーマンスで実現するという。
同社はリリースを通じて「低コストで安全に業務の効率化・自動化、人手不足などの課題を解決するCRシリーズは、協働ロボットの必要性がありながらコスト面や安全性の問題で導入に至っていない製造現場にこそ、最適な協働ロボットです」としている。
DOBOT社とは
中国で2015年に設立された協働ロボットの開発メーカー。知覚と相互作用を融合した知能的なロボットアームの開発に注力し、そのユーザーは全世界に広がっている。
CRシリーズの特長
【1】ISO規格の準拠に加えSafeskinなど独自の機能による高い安全性
・0.01秒のリアルタイム動的監視
・非接触でも15cmの衝突前空間検知で衝突を回避
・障害物を回避するための最適な軌道
【2】タブレット端末による制御
・スマートフォンやタブレットなどの端末で直接制御が可能
・低遅延・高イミュニティレベルを具備
・Android、iOS、Windowsおよびその他のプラットフォーム制御をサポート
【3】ユーザーフレンドリーで自由な操作性
・ボタンを押すだけで、牽引示教、軌道レコード・再現が可能
・グラフィカルプログラミングで、直感的に使用できる
・手による直接のデモンストレーション
製品仕様
・本体重量:25kg
・定格可搬重量:5kg
・稼働半径:900mm
・最大アームリーチ:1096mm
・最大稼働速度:3m/s
・繰り返し精度: ±0.02mm
・定格電圧:DC48V
・標準消費出力:150W
・材質:アルミ合金、ABSプラスチック
・価格:要問い合せ
※他にも多数のスペックを用意。
【詳細はこちらから】
https://premium.ipros.jp/sanki1948/product/detail/2000706843/?hub=163&categoryId=60464
この記事を読んだ人におすすめ
-
デンソーウェーブが人協働ロボット「COBOTTA PRO」を世界初公開!産業用ロボット説明会「DENSO Robotics Expo 2022」開催
-
経産省が惣菜製造現場に「ロボットフレンドリー」導入を促進 惣菜盛付け現場にロボットと量子技術を正式導入、デモも公開
-
ユニバーサルロボットが「FOOMA JAPAN 2022」で展示するロボット陣を発表 高荷重ロボットリフトや不定形物の把持ハンドなど
-
ロボットを操作して木材搬出を体験 児童が「林業を学ぶロボット教室」に電動クローラユニット「CuGo」を活用 CuboRex
-
川崎重工「自動PCR検査ロボットシステム」東京都で運用 東京都民にPCR検査を無料提供
-
三菱重工とオカムラが倉庫内の「無人化物流ソリューション」発表!販売と展示を開始 荷役業務の省人化・省力化を推進
-
ミドリ安全が神戸機材のオーダーメイドロボットシールドの取扱いを開始 経産省の産業ロボット市場規模予測も紹介
-
【動画】ネットワークを介して人型ロボットを力制御 東京ロボティクス、NTTコム社との取り組みを公開
-
ソフトロボットの実用化を目指すソラリス社が1.6億円の資金調達 複雑な細管を可視化・点検 中央大学発ベンチャー