メタンガスなどの漏洩を可視化 ドローン搭載型ガス検知用カメラ「OGI640」の点検サービス アイ・アール・システムが提供開始

株式会社アイ・アール・システムはドローン搭載型のガス検知用カメラ「OGI640」によるガス漏れ箇所を発見するサービスの提供を開始したことを発表した。

カーボンニュートラルへの各社の取り組みが活発化する中、プラントやパイプラインにおける、目視では確認出来ないガス漏れを上空からカメラで検知する最新技術への期待が高まっている。同カメラはメタンやプロパンなどの無色透明な可燃性ガスを可視化することができ、安全対策として大きな効果が期待される。


製鉄、石油、発電プラントへの活用

ガス検知用カメラ「OGI640」は製鉄や石油、発電プラントにて多く使用、製造されているメタンなどの炭化水素系ガスを検知する。ガスの検知は固定設置型のセンサーやポータブル式のガス検知器を用いて行われてきたが、それらの方法ではセンサーや検知器にガスが接触しないと検知出来ないため、作業員が危険なガスが発生しているエリアに立ち入らざるを得なかったり、漏洩箇所の特定に時間がかかったりといった課題があった。

ガス検知用カメラ「OGI640」はガスをカメラで可視化することでガスを遠方から検知出来るため、危険なガスを事前に察知すること、また、ガスの漏洩箇所を容易に発見することが可能。

ガス検知カメラ搭載ドローンからの撮影映像(プロポ画面)



DJI社製のMatriceシリーズに簡単接続

ガス検知用カメラ「OGI640」は中国の大手ドローンメーカーであるDJI社製のMatriceシリーズ向けにカスタマイズされており、Matriceのポートに接続することでドローンからの電源供給を受け、カメラ映像をドローンの映像伝送システムにのせて地上へ伝送することができる。

ドローン搭載の様子

DJI社製プロポにガスカメラ映像が映し出されている様子・「OGI640」本体



メンテナンス・レジリエンスTOKYOにて実機の展示

2022年7月20~22日より東京ビッグサイト東展示棟にて開催されるメンテナンス・レジリエンスTOKYO2020内のプラントメンテナンスショーにて実機を展示し、実際に動作する様子を公開予定。

【製品概要】
名称:LinkedAll Products社製「OGI 640」
対応ドローン:Matrice 300 RTKなど
検知可能ガス:メタン、プロパン、ブタンなどの炭化水素系ガス
サイズ:幅71×奥行148×高さ73mm
重量:約1,150g
画素数:640×512
焦点距離:25mm
検知波長:3.2~3.42μm

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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