空中ディスプレイに関する意識調査 導入して欲しい場所の1位は「コンビニやスーパーのセルフレジ」、連想するSF映画の1位は…

新型コロナウイルスの感染者数が全国的に再び拡大しつつある。

空中ディスプレイ事業を展開する株式会社アスカネットは、withコロナが当たり前となった今、コロナ禍前と比較して空中ディスプレイを活用した「非接触」という技術に関して各世代はどのように感じているのか、また、新型コロナウイルス感染症への対策以外にもさまざまなメリットや、可能性にあふれた空中ディスプレイ技術に関しての意識調査を2022年7月4日、5日にインターネット調査にて実施。同調査結果を発表した。

これによると、コロナ前と現在で非接触に対する意識が高まった人は7割以上であり、半数以上がコロナ禍で非接触関連の機器やサービスへの関心が高まったと回答している、また、56.2%が衛生面で公共の操作パネルに触れたくないと感じたことがあり、6割以上がアフターコロナ時代にも非接触技術の普及を望んでいるとの結果となった。

実際、非接触技術の実用化への動きは活発になっており、同社でも、集合住宅における空中で操作できるインターホン「空中タッチインターホン」の共同実証実験などを行っている。




ニューノーマル時代に不可欠となりつつある非接触技術への認知・意識の変化

コロナ前と現在で非接触に対する意識への高まりが見られる中、具体に空中ディスプレイが導入されて欲しい場所「コンビニやスーパーのセルフレジ」が最多となった。また、空中ディスプレイと聞いて連想するSF映画第1位は「スター・ウォーズ」であった。


コロナ前と現在で非接触に対する意識が高まった人は7割以上

【Q1. コロナ前と現在で自身の「非接触」に対する意識は高まったと思いますか?】


コロナ前と現在で非接触に対する意識が高まったと思う人は全体で70.9%(とても思う32.5%、少し思う38.4%)という結果となり、「全く思わない」はわずか7.4%という結果であった。また、年代別で見ると非接触に対する意識が高まったと「とても思う」人の割合は60代以上が比較的多く、一方で「全く思わない」人の割合は20代が多い結果となり、年代で非接触に対する意識の差がみられた。若年層はコロナ前からも、非接触に関してある程度の意識があったのでは、ということも推察できる。



コロナ禍で非接触関連の機器やサービスへの関心が高まったとの回答が半数以上

【Q2. コロナ禍で非接触関連の機器やサービスへのご自身の関心は高まりましたか?】

コロナ禍で非接触関連の機器やサービスへの関心が「少し高まった」が39.8%と最も多い結果になった。「とても高まった」は17.4%で、全体で関心が高まったと回答した人は57.2%と半数以上いることが判明した。



6割以上がアフターコロナ時代にも非接触技術の普及を望んでいる

【Q3. アフターコロナ時代にも非接触技術が普及していくと良いと思いますか?】


アフターコロナ時代にも非接触技術が普及していくと良いと思いますかという問いに対し、「少し思う」が39%と最も多く、次に「とても思う」が26.4%と続いた。65.4%と6割以上が、アフターコロナ時代にも非接触技術の普及を望んでいると考えていることがわかった。また、年代別でみると、非接触技術が普及していくと良いと思う人は40代が73.3%(とても思う35.8%、少し思う37.5%)と前向きな人が最も多く、次いで60歳以上が71.9%(とても思う27.6%、少し思う44.3%)となった。



56.2%が衛生面で公共の操作パネルに触れたくないと感じたことがある

【Q4.衛生面で公共の場の操作パネル(コンビニのレジやエレベーターボタンなど)に触れたくないと感じたことはありますか?】

衛生面で公共の場の操作パネルに「触れたくない」と回答した人は、56.2%と半数以上という結果になった。また年代別でみると「触れたくない」と回答した人は40代が最も多い結果であった。



空中ディスプレイが導入されて欲しい場所は「コンビニやスーパーのセルフレジ」

【Q5. 今後空中ディスプレイ技術の導入が普及されると良いと思う場所はどこですか?】

今後空中ディスプレイ技術が導入されると良いと思う場所について、「コンビニやスーパーのセルフレジ」が30.4%と最も多く、次に「公共施設の受付、案内パネル」が15.6%と続いた。また、その他の回答では「ATM」の操作画面に導入してほしいという声も多くみられた。



空中ディスプレイと聞いて連想するSF映画第1位は「スター・ウォーズ」

【Q6.「空中ディスプレイ」(空中に浮かぶ映像)と聞いて連想するSF映画はなんですか?】

空中ディスプレイで連想するSF映画として、最も多かった回答は302人で「スター・ウォーズ」だった。次に「アバター」153人、「ターミネーター」148人という結果になった。



空中ディスプレイと聞いてイメージするものは「衛生的」!「近未来的」という声も

【Q8. 空中ディスプレイと聞いて、イメージするものに近いものをお選びください】

「衛生的」(300人)という回答の他にも「近未来的」(295人)や「利便性」(201人)、「省人化」(157人)などの回答も多く見られ、空中ディスプレイのイメージとして衛生面だけでなくさまざまなプラスの印象を抱いている人が多いことがわかった。



▼ 調査概要

調査対象 20代〜60代以上の男女726名
調査機関 株式会社マーケティングアプリケーションズ サーベロイド
集計方法 インターネット調査
調査期間 2022年7月4日~7月5日
回答数 726名
備考 ※調査結果の数値は小数点第2位以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある。


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ロボスタ編集部

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