ソラコム「自分で学べるIoT通信講座」を開催 ​ 6種類のIoTデバイスキットを貸し出し 活用シーン別の手順書も提供

株式会社ソラコムはIoTデバイスを貸し出すセルフラーニング「自分で学べるIoT通信講座」を開催することを発表した。貸し出しするIoTデバイスキットは6種類で、温度湿度やCO2センサーによる環境センシング、GPSやBLEビーコンを使ったモニタリング、リモートカメラによる映像取得など、現場のデジタル化にも役立つシステムを、実際に手を動かして学ぶことができる。


初心者でも比較的はじめやすいデバイスを貸し出し

ソラコムではIoTシステムの開発を学ぶ人向けに技術セミナーを開催するほか、IoTデバイスを購入できる通販サイト「SORACOM IoTストア」や、利用シーン毎の開発手順書「IoTレシピ」を拡充し、IoTスキル習得のためのセルフラーニングを支援してきた。

「​自分で学べるIoT通信講座」では初心者でも比較的はじめやすいデバイスを申込者に貸し出しする。移動中の荷物などの位置情報と温湿度を計測できる「ビーコン対応GPSトラッカーGWスターターキット+BLE温湿度センサー3個セット」、屋外と屋内を行き来する荷物などの位置情報を追跡できる「ビーコン対応GPSトラッカーGWスターターキット+BLEビーコン」、施設内の換気タイミングを確認できる「LTE-M CO2センサー RS-LTECO2 スターターキット」など、ビジネスでの活用シーンを想定したデバイスを体験できる。


デバイスの貸出期間は約2週間で、IoTの技術を学習したい人、IoTのアイディアを実現したい人、実際にデバイスを購入する前に試してみたい人、社会人も学生も参加できる。


貸出IoTデバイス・IoT DIY レシピ


1.Grove IoT スターターキット for SORACOM
IoTの用途でよく使われる7種類のはんだ付けが不要なセンサーとマイコン、モジュールが載っており、Arduino IDEで開発が可能なIoT体験キット。

同製品を使ったIoT DIY レシピ:IoTで手軽な監視カメラシステム


2.GPSマルチユニットSORACOM Edition
ブラウザの操作のみで、温度、湿度、位置情報、加速度、4つのセンサーからのデータを自在に収集〜可視化まで体験することができる商品。

同製品を使ったIoT DIY レシピ:IoTで温湿度の可視化


3.ビーコン対応GPSトラッカーGWスターターキット+BLE温湿度センサー3個セット
GPS・GLONASS・みちびきといった衛星を利用した位置情報とビーコンを利用した屋内外の近接検知を組み合わせた動態管理、BLEセンサーのゲートウェイ機能を利用した遠隔モニタリングが可能。温度・湿度センサー搭載BLEビーコンがセットになっている。

同製品を使ったIoT DIY レシピ:IoTで冷蔵庫・冷凍庫の温度監視



4.IoT体験キット〜簡易監視カメラ〜
IoTデバイスとして個人、業務用途で利用が進むマイコンボードRaspberry Piと、USB型ドングルAK-020、USBカメラをセットにした簡易監視カメラキット。

同製品を使ったIoT DIY レシピ:IoTでジェスチャーシステム


5.ビーコン対応GPSトラッカーGWスターターキット+BLEビーコン
GPS・GLONASS・みちびきといった衛星を利用した位置情報とビーコンを利用した屋内外の近接検知を組み合わせた動態管理、BLEセンサーのゲートウェイ機能を利用した遠隔モニタリングが可能。

同製品を使ったIoT DIY レシピ:IoTで作る、紛失防止タグ


6.LTE-M CO2センサー RS-LTECO2 スターターキット
CO2濃度、温度、湿度を計測し、LTE-Mで定期送信するCO2センサー。オフィスや施設の換気状態の遠隔管理に利用できる。

同製品を使ったIoT DIY レシピ:IoTで、CO2と温湿度を計測し換気促進




費用
2,000円(税込)
※デバイスの利用にはSORACOM IoT SIM(正式名称:特定地域向けIoT SIM(plan-D))の契約が必要になり、別途通信料金とサービス費用が発生する。

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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