大阪市と南魚沼市、日本初上陸の電動キックボード「Beam」を導入! 地域活性化プログラム「ビームブースター」で地元企業にも貢献

電動キックボードをはじめとするマイクロモビリティのレンタルを行うBEAM MOBILITY JAPAN 株式会社は、日本での外国人観光客の受け入れ再開に合わせ、2022年10月11日(火)、次世代型モビリティ『Beam Saturn』(電動スクーター)を、大阪市にて公開した。

Beamはシンガポールに本社を構えるAPAC(アジア太平洋地域)最大手のマイクロモビリティカンパニーで、ニュージーランドやオーストラリア、台湾、韓国、タイ、マレーシア、トルコ、インドネシアの9か国でサービスを展開している。

同年10月14日(金)からは新潟県南魚沼市でもサービス開始予定だ。


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『Beam Saturn』について

歩くより速く、運転するより環境にやさしい同製品は、いつも通っている道や入ったことのない路地、今まで気づかなかったお店など、街の新たな一面を発見することができる、とてもシンプルなツールだ。同社の地域活性化プログラム「ビームブースター」を使って、地元企業のパートナーとして街の活性化を図っている。安全性に重きを置き、最新の電動キックボードを採用。安全性を考慮し独自開発、設計となっており、転倒防止のダブルキックスタンドや電動および機械式のトリプルブレーキシステム、左右のインジケーターライト、交換可能なバッテリーを装備。業界で最もスムーズな乗り心地となっている。また、アプリ内で新規ユーザーに安全に関する問題を出題しユーザーの安全意識の啓蒙も行える。加えて、より一層環境にやさしい乗り物を目指し、2025年までに、経済活動によって排出される温室効果ガスよりも吸収する温室効果ガスが多い状態である「カーボンネガティブ」を目指している。

▼同製品の概要

【広く快適なフットデッキ】
航空機級のアルミ合金フレームを採用し頑丈で足の置き場が広々としている。

【約30cmの大型タイヤ】
衝撃吸収性を向上させました。荒れた路面や段差でも、よりスムーズで安定した走りを実現。

【トリプルブレーキシステム】
各ホイールに1つずつメカニカルブレーキを設置し、さらにもう1つ電動ブレーキをつけている。




地域活性化

同社は、事業展開する地域の店舗やホテル、レストランを支援する地域活性化プログラム「ビームブースター」を導入している。同プログラムは、地域のお店や事業者と提携し、小売店に無料の広告掲示を提供、店舗の敷地の屋外の部分を「バーチャル駐車場」とすることでユーザーの店舗誘導につなげている。また、GPSを利用したメッセージングにより、小売店が販促用のメッセージを作成し、そのメッセージをアプリに表示することで、近くで旅を終えたユーザーがアプリを利用することが可能に。同プログラムにより、毎日多くのユーザーが、大阪と南魚沼の様々な中小企業の情報や特典にアクセスできるようになる。


なお、グリフィス大学都市研究所の検証によると、電動キックボードは様々な街において、経済成長を促進させることが証明されており、Beamを使用することで、ユーザーが店舗に立ち寄り、買い物をするといった自然な流れを作ることが期待できる。

▼展開エリア

大阪 ワイズホテル新大阪、アスティルホテル新大阪など、新大阪・十三エリアを中心に、順次サービスを展開中
南魚沼 三国街道塩沢宿牧之通り、旬彩の庄坂戸城など、南魚沼市エリアを中心に、順次サービスを展開中



環境配慮

世界で唯一、クライメート・ニュートラル(人や企業などが排出する温室効果ガスを実質ゼロにすることを目的とする、環境保護の取り組み)の認定を3年連続で受けたマイクロモビリティ企業である同社は、安全性と環境への配慮でAPACに広く知られている。同製品は、移動中に二酸化炭素を排出しないカーボンニュートラルな製品で、さらなる環境配慮のために、クライメート・ニュートラルのガイドラインに基づき、製造や営業活動で排出される二酸化炭素の量を測定、排出量と同等のカーボンクレジットを購入している。また、排出量を減らすための削除行動計画を作成し、実行するという流れを継続することで、より多くの二酸化炭素の排出量削減を目指している。

【カーボンクレジットとは】
企業が森林の保護や植林、省エネルギー機器導入などを行うことで生まれたCO2などの温室効果ガスの削減効果(削減量、吸収量)をクレジット(排出権)として発行し、他の企業などとの間で取引できるようにする仕組みである。



安全性

同製品は、事故を未然に防ぐための機能を多く備えた、APACで最も安全なマイクロモビリティであり、主な機能は以下の通りだ。

機能1. 【インテリジェントな速度制限を実現】日本の法規制に基づき、時速15kmの速度制限を厳格に設けているため、速度超過による事故を防ぐ。
機能2. 【走行禁止ゾーンの設定が可能】あらかじめ「低速ゾーン」と「走行禁止ゾーン」の設定が可能。走行禁止ゾーンに近づくと、乗車中のユーザーは、引き返すか別のルートを取るように指示され、本体は徐々に速度を落として停止する。
機能3. 【悪天候時には自動停止】危険な天候の場合は、サービスを停止し、危険な走行を防止する。
機能4. 【ユーザーに対する安全啓蒙の実施】新規ユーザーには、初回利用前に必ず安全クイズを受けてもらい、また専用アプリ内ではいつでも電動キックボードの安全性を学習することが可能だ。


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ロボスタ編集部

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