今後利用してみたいサービスは「自動運転」「オンライン診療・見守りサービス」「ドローン・ロボット配送」NTTモバイル社会研究所

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2022年2月に次世代のサービス利用意向に関する調査を実施、同年10月25日に結果を発表した。

同調査によると、今後利用してみたいサービスとしては「自動運転」が3割を超え、どの世代でも男性の方が女性よりも同サービスを利用したいと回答した。また、性年代別では、男性60代4割超が同サービスの利用を希望。

その他、家族・親戚と旅行・趣味の集まり、外食を行う人の「自動運転」の利用意向についても調査しており、これには、対象者の4割超が「自動運転」を利用したいと答えている。

自動運転の実用化に向けた実証実験が国内外で進められているなか、同社は、これからも次世代サービスの利用意向を継続的に調査していきたいと述べている。



今後利用してみたいサービス「自動運転」が3割強。

今後、利用してみたいサービスについて調査したところ、「自動運転」が32.7%と一番高かった。続いて「オンライン診療・見守りサービス」が28.3%、「ドローンによる配送・地上配送ロボット」が19.1%、「遠隔手術」と「スポーツやライブのマルチアングル視聴」が12.5%と続いた。

図1.次世代サービス利用意向率 [調査対象:全国・15~79歳男女・複数回答・n=6,240]/出所:2022年次世代ライフスタイル調査




男性の方が女性よりも「自動運転」を利用したい、60代男性4割超

続けて、性年代別に「自動運転」の利用意向について調査したところ、男性全体で37.9%、女性全体で27.5となり、どの年代においても男性の方が女性よりも「自動運転」を利用してみたいということが明らかになった。特に60代男性が44.4%と高い結果であった。また、10~50代、70代の男性も4割弱が「自動運転」を利用したいと回答している。

図2. 性年代別にみる自動運転の利用意向率 [調査対象:全国・15~79歳男女・複数回答・n=6,240]/出所:2022年次世代ライフスタイル調査




家族・親戚と旅行・趣味の集まり、外食をしている方の4割が「自動運転」利用したい

続けて、家族・親戚と旅行・趣味の集まり、外食を行う方々の「自動運転」の利用意向について調査した。その結果、家族・親戚と旅行・趣味の集まり、外食を「行っている」方は40.1%、「時々行う」方は36.9%、「たまに行う」方は33.9%、「行わない」方は24.7%で、家族・親戚と旅行・趣味の集まり、外食を行っている方々ほど「自動運転」を利用したいとの結果がでた。

図3. 家族・親戚と旅行・趣味の集まり、外食を行う方の自動運転の利用意向率 [調査対象:全国・15~79歳男女・複数回答・n=6,240]/出所:2022年次世代ライフスタイル調査



▼調査概要 ―「2022年次世代ライフスタイル調査」―

調査方法 Web
調査対象 全国・15~79歳男女
有効回答数 6,240
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
調査時期 2022年2月

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ロボスタ編集部

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