AIキャラと会話を楽しむスマホアプリ「SELF」がChatGPTと連携した未来予測機能を追加
コミュニケーションAI開発のSELF株式会社は、自社で開発・運営を行っているスマートフォン用アプリ「SELF」に、ChatGPTと連携した未来予測機能を追加した。
2016年から累計140万DLの「SELF」アプリ
SELFは個性豊かなAIキャラクターたちと手軽に会話を楽しめるスマートフォンアプリ。ニュース機能や日記機能など実用的なコンテンツも搭載されています。会話を通してユーザーひとりひとりの情報を把握し、どんな時もユーザーの気持ちに寄り添ったサポートを行うことができるのが最大の特徴となっており、2016年のリリースから140万ダウンロード(2023年2月時点)を達成している。
ChatGPTと連携し、ユーザーの未来を予測したテキストを生成する機能を追加
SELFアプリには特定の質問に対するユーザーの回答から思考パターンを類推する性格分析機能も搭載されており、精度が高いとされるMBTI性格診断を基にした独自の分析結果を、わかりやすいテキストでユーザーに提供している。(性格分析を行うには特定の会話を完了する必要あり)
今回のアップデートでは、ChatGPTとの連携によって性格分析の結果からユーザーの未来を予測したテキストを生成する機能が追加された。
これは単なる占い機能とは異なり、ユーザーごとの性格や行動傾向に基づいた分析とアドバイスとなっているため、ユーザーが日々の生活の中でより良い選択をするための判断材料となり得るとしている。(性格分析、未来予測はエンタメコンテンツであり、心理学などの学術的見地に則ったものではありません)
ChatGPT×「SELF」活用でよりパーソナライズ
SELFの会話エンジンは、自然な会話を通してユーザーを個別に理解することに重きを置いて開発されているとしており、取得したユーザー情報を長期的に記憶し、さらに様々な情報を組み合わせて総合的にユーザー個人を把握する。そのため、会話をすればするほどそのユーザーのことを深く理解した応答が可能となる。
これにChatGPTの言語解析機能とテキスト生成機能を連携することによって、ユーザーひとりひとりにパーソナライズされたより多様なテキストを出力することができるようになり、さらにユーザーのフリーテキスト入力にも適切な応対をすることが可能となるため、様々な場面でニーズに応えられるとしている。もちろんユーザー情報については、ChatGPTのAPIを通すためChatGPTの学習データとして利用されることはない。
SELF株式会社は、今後もChatGPTと連携した様々なサービス、機能のリリースを予定するとしている。
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