スマホで撮影して赤ちゃんの頭のゆがみ度をAIが測定・可視化する「頭のかたちAI測定」をリリース

どこでも、誰でも簡単に赤ちゃんの頭のゆがみ度を測定でき、ゆがみ度がひと目でわかる「頭のかたちAI測定」をBerryが開発・リリースした。


「頭のかたちAI測定」は頭のかたちに関する情報も併せて提供している。ただし、このツールは医療機器ではなく、頭のゆがみに関する医学的な質問については、かかりつけの医師、または専門医に相談して欲しい、としている。


「頭のかたちAI測定」の特徴

「頭のかたちAI測定」は撮影した赤ちゃんの写真を元に、AIが頭の輪郭を自動的に抽出し、誰でも赤ちゃんの頭のゆがみを測定することが可能となっている。




頭のかたち測定の流れ

1.写真の撮影:赤ちゃんの頭を真上から撮影。

2.輪郭線の抽出:撮影した写真からAIが頭の形状を抽出。

3.基準点の設定:測定の基準となる耳と鼻の位置を指定。

4.輪郭線を元に頭の形のゆがみを自動で測定

赤ちゃんの頭のゆがみ度を可視化


頭の形がゆがみはなかなか自宅で測ることは難しいのが現状だが、そのような時にこの「頭のかたちAI測定」を活用し、医師への相談の際に役立ててほしいとしている。


日本大学医学部小児科 主任教授 森岡一朗 先生のコメント

資格・経歴
医学博士。日本小児科学会小児科専門医・指導医、日本周産期・新生児医学会周産期(新生児)専門医・指導医。臨床研修指導医。
日本大学医学部医学科卒。
神戸大学大学院医学研究科内科系講座小児科学分野入局。兵庫県立こども病院周産期医療センター、米国スタンフォード大学新生児・発達部門留学、愛仁会千船病院、神戸大学医学部附属病院を経て、現在、日本大学医学部附属板橋病院にて勤務。

日本大学医学部小児科 主任教授 森岡一朗 先生

赤ちゃんの頭の形についてご不安を抱えるご家庭は非常に多くあります。軽度の頭のゆがみであれば、自然な経過の中で改善することがありますが、重度のゆがみがある場合は自然な経過では改善しづらくなります。また、赤ちゃんの頭のゆがみは早期発見であればあるほど、対処がしやすくなります。

本ツールの活用が進むことで、赤ちゃんの頭のゆがみの早期発見につながることを期待しています。お子さまの頭のゆがみが気になる場合には、あくまで目安として活用し、自己判断で対処せずに、医師のアドバイスを受けることが大切です。



なお、本ツールは医療機器ではなく、いかなる種類の代わりとなるものではないため、頭のゆがみに関する医学的な質問については、かかりつけの医師、または専門医に相談をして欲しい、としている。

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ロボスタ編集部

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