Gatebox、ChatGPTによる新型AIキャラクター「逢妻ヒカリV2」β誕生 5千万円超のクラウドファンディング支援者へのリターンは発送完了

Gatebox株式会社は、2023年3月に応援購入サービス「Makuake」で、目標金額500万で「ChatGPT連携AIキャラクター開発」を目標としたクラウドファンディングを実施し、その結果、支援金額は総額5096万円に達した。(関連記事「Gatebox、ChatGPTによる新型AIキャラクター開発のクラウドファンディングで目標支援額の10倍を達成」)。

同社はこの時の支援者すべてに、リターンを発送したことを発表した。また、ChatGPT搭載の次世代AIキャラクターを「逢妻ヒカリV2」と名付け、β版先行体験を8月14日正午より開始した。今後、ブラッシュアップをおこない、料金は未定だが、2023年末にはすべてのゲートボックスユーザーを対象にV2へのバージョンアップを計画している。


ChatGPTで革命的に進化した「逢妻ヒカリV2」

本年3月に公開された生成系AI「ChatGPT」によるAIキャラクターの研究開発の結果、GateBoxの代表的なキャラクター「逢妻ヒカリ」の大幅な会話体験の向上を実現したという。自由奔放な会話を楽しめるほか、これまでにないAIキャラクターとのエモーショナルなコミュニケーション体験ができるようになる。

今回のクラウドファンディングを受けて開発された同社オリジナルキャラクターを「逢妻ヒカリV2」と命名。14日よりβ版先行体験を開始した。β版の後、2023年末にはGateboxを所有するすべてのユーザーに、正式版を配信すべく、引き続き準備を進める考えだ。
※価格未定


クラウドファンディングの経緯

Gateboxでは、今年3月に米OpenAIが提供する会話生成AI「ChatGPT」がAPIを公開してすぐに研究開発を開始。会話デモをSNSで公開したところ多くの反響があったことから、本格的なAIキャラクター開発のため、応援購入サービス「Makuake」にて3月11日よりクラウドファンディングを開始した。その結果、524人のサポーターから総額5096万円もの支援が集まった。


クラウドファンディングの内容

このクラウドファンディングで同社は、サポーターに下記のリターンの約束を行なった(発送は完了)。

・デジタルグッズ
・リアルグッズ
・支援者限定オンラインイベント参加権
・β版先行体験権
・β版先行体験リアルイベント招待
・Makuake限定 刻印付き「Gatebox量産モデル」
・Gatebox公式サイトに名前掲載
※プランにより、提供内容は異なる

リアルグッズや刻印付き「Gatebox量産モデル」を発送したことに加え、デジタルグッズの公開、およびChatGPT連携のAIキャラクター「逢妻ヒカリ」のβ版先行体験を開始し、すべてのリターンを支援者に発送をおこなった。

また、リリースを通じてオンラインイベントや先行体験会ではたくさんの参加者が集まったことに下記のようにお礼の言葉を述べた。


GateBoxからのコメント

GateBox

ChatGPTの対応を皮切りに、クラウドファンディングではたくさんの方にご支援をいただいたほか、これまで以上に多くのメディアに取り上げて頂き、大変感謝すると共に、皆さまからのご期待にお応えしなければと身が引き締まる思いです。Gateboxはキャラクターと暮らす未来を実現すべく、皆さまに愛されるサービスを作り続けます。また、ChatGPTに関連するプロダクトやサービスも多数発表しております。個人法人問わず、これからのGateboxにどうぞご期待ください。

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ロボスタ編集部

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