建ロボテック 5社の第三者割当増資による総額1.5億円のシリーズBの資金調達を実施 累計調達額は6億円に

建設現場の省力化・省人化を実現するロボットソリューションを提供する建ロボテックは、リアルテックファンド3号投資事業有限責任組合をリード投資家とし、NTTファイナンス、りそなキャピタル8号投資事業組合、NCBベンチャー投資事業有限責任組合、HOXINの5社から、シリーズBの第三者割当増資により総額1.5億円の資金調達を実施したことを発表した。

今回の資金調達により創業からの累計資金調達額は約6億円となった。

最新バージョンのサービス化と新たな機種のサービス化を行う

今回の調達資金により、発表から約3年間改善を進めてきた鉄筋結束トモロボの完成形ともいえる人介在率が圧倒的に低い最新バージョンのサービス化に加えて、鉄筋工事だけでなく建設現場で作業する全ての人が楽になる新たな機種のサービス化を行うとしており、引き続き「世界一ひとにやさしい現場を創る」をミッションに、「トモロボ」という名前に込めた、ロボットと人が共に働き、楽で楽しく、魅力ある建設現場を実現し、建設業界の労働者不足等の社会問題を解決へと導くとしている。

また、建ロボテック代表取締役社長兼CEOである眞部達也氏も今回の資金調達について

建ロボテック株式会社 代表取締役社長兼CEO 眞部達也氏

当社は、自走型鉄筋結束ロボット「トモロボ」を2020年より工事関係企業様20社に保有頂き、2022年から提供を始めたロボット派遣サービスは110件を超える建設現場の実績を持っています。派遣先では、特有の現場状況や天候等の環境変化への対応や改良のご意見に対してアップデートやサポート機器の開発を進めてきました。数年に渡り建設現場に向き合ってきた結果、ユーザーの皆様に満足頂ける作業自動化が実現しつつあります。

本シリーズでお預けいただいた資金によって、より多くの方を辛い作業から解放し、世界の方々に対してもサービスを広げて参ります。また、私どもの目指す世界として建設現場のダイバーシティー化を目指すMETA constructionの実現に賛同頂き、本シリーズにて当社株を引受けて頂いたNTTグループ様との技術開発を進めると共に仲間を募って参ります。



とコメントしている。

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