ラピュタロボティクスは、自動倉庫「ラピュタASRS」の発売を開始すると発表した。2023年9月13日から東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2023 第3回 INNOVATION EXPO」で展示が予定されている。
■Rapyuta ASRS | ラピュタASRS
「ラピュタASRS」開発の背景と目的
物流業界では、減少し続ける生産年齢人口や上がり続ける人件費に対応するために、生産性向上による省人化対策が急務となっている。また物流倉庫内では、通路や棚上の空間ロスにより、多くの倉庫で保管容積を十分に有効利用できていないという課題がある。
ラピュタロボティクスは、協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」の商用化以来、物流現場の自動化において確かな実績を構築。これまでの知見を基に、自社開発のロボティクスプラットフォーム開発と、それを用いたロボット群制御AIのソフト技術、また、国産のハードウェアを用いた精度の高い製品とサービスを新たなロボティクスソリューションで展開させたいと考えており、物流倉庫内における保管効率と作業の生産性向上に寄与するため自動倉庫「ラピュタASRS」の発売を開始することにしたとのこと。
自動倉庫「ラピュタASRS」を市場に提供することで、ラピュタロボティクスは次世代の物流ロボティクスである物流現場のDX推進に貢献していくとしている。
自動倉庫「ラピュタASRS」の特長
1:圧倒的な生産性を実現
多数の受賞歴と「ラピュタPA-AMR」で実績を構築してきた、マルチロボット協調アルゴリズムを用いて、複数のロボットが縦横無尽に動き、ピッキングステーションに順次到着する。このような同時作業可能な構造のピッキングステーションは前例がなく、作業者は完全歩行レスで作業を繰り返すことができ、大幅な作業時間の短縮が可能となる。
2:初期費用を抑えて自動倉庫を導入可能
自動倉庫「ラピュタASRS」の枠組はシンプルな部材を使用しており、ブロック工法で自由な組み上げが可能。ネジなどを必要としない軽くて丈夫な部材であるため、導入期間の短縮と部材コストを抑えることも可能となっている。
3:どんな倉庫にも導入可能
あらゆる倉庫の形・大きさに対応。小スペースから導入でき、導入後も需要に合わせた倉庫の拡張・ロボットの追加が可能。さらに、生産性と保管効率のバランスを自由に変えることもできる。(※法令等により導入規模の制限を受ける場合があります)
「国際物流総合展2023 第3回 INNOVATION EXPO」で展示
自動倉庫「ラピュタASRS」は、「国際物流総合展2023 第3回 INNOVATION EXPO」において展示が予定されている。
会期 | 2023年9月13日~9月15日 10:00~17:00 |
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会場 | 東京ビックサイト |
ラピュタロボティクスブース番号 | 西1ホール 1A-01 |
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