IoTによる見守り支援システム「いまイルモ」を提供するソルクシーズは、日常生活の行動予定を音声で案内し規則正しい生活を促す、健康寿命延伸のための見守り支援アプリ「生活リズムアシスト いまイルモ×Kebbi Air」を開発。2023年10月の販売開始に向け、社会福祉法人奉優会が運営する小規模多機能型居宅介護の事業所「優っくり小規模多機能介護池尻」にて、2023年7月より実証実験を実施している。
「生活リズムアシスト いまイルモ×Kebbi Air」の特徴
ソルクシーズが開発した「生活リズムアシスト いまイルモ×Kebbi Air」は、NUWA ROBOTICS社のコミュニケーションロボット「Kebbi Air」にインストールして動作するアプリで、主に次の機能でご高齢者の規則正しい生活のアシストをしてくれる。
1:指定した時間になると発話する「時報」機能
服薬支援として薬の飲み忘れ防止や外出・就寝などの行動予定など、利用者のニーズに合わせた使い方ができる。
2:Kebbi Airのモーションセンサーが指定した時間内に人を検知したときに発話する「声掛け」機能
同居している家族のように話しかけることで安心感を得られる。
3:Kebbi Airの手のひらのタッチポイントに触れると設定した予定を発話する「予定」機能
右手のタッチポイントは今日の予定、左手のタッチポイントは明日の予定を発話します。
発話内容の設定や発話履歴は、スマートフォンやパソコンで確認することが可能となっている。また、オプションのみまもりセンサーと併せて使うことで生活の様子も把握できるようになり、Kebbi Airの発話内容の設定にも役立てることができる。
IoTによる見守り支援システム「いまイルモ」とは
2013年にスタートしたIoTによる見守り支援システム「いまイルモ」は、多機能センサーから得た日々の行動をデータ化し、兆候を“見える化”するためのシステムで、独り暮らしの見守りをはじめ、高齢者住宅、介護施設など様々なシーン向けにカスタマイズし、“いまイルモシリーズ”として提供している。