東京都 青梅市で山間地域の生活利便性向上に向けドローン「レベル3.5飛行」による宅配便配送の実証を実施へ
2024年2月20日
By ロボスタ編集部
東京都は、都内におけるドローン物流サービスの早期の社会実装を目指し、2022年度から2024年度にかけて民間企業による取組に対し支援を行っており、宅配便配送については2023年1月~2月および2023年10月にレベル2飛行での実証を行った。
山間地域の生活利便性向上に向けて、2023年12月に新設されたドローンレベル3.5飛行(機上のカメラにより歩行者等の有無を確認することで、補助者や看板の配置といった現在の立入管理措置を撤廃するとともに、ドローンの操縦ライセンスを保有し保険へ加入していれば道路や鉄道等の横断を伴う飛行を容易とするもの)による宅配便配送の実証を2024年2月26日〜3月8日に実施することを明らかにした。
なお、2024年度はレベル4飛行(人地帯における補助者無し目視外飛行)の実証を予定しており、2025年以降の社会実装を目指す。
実施する実証の詳細
概要
青梅市にて、二つのルートでレベル3.5飛行による宅配便(模擬の宅配物)の配送を行う。成木エリアへの配送実験では、災害による道路など断絶時を想定した救援物資輸送の検証も行う。
実施日及び実施時間帯
2024年2月26日〜3月8日まで(平日のみ)
午前11時から午後4時まで、1日最大6回程度の片道飛行(予定)
飛行の可否及び時刻については、当日の天候等を勘案し、決定。
実施者
佐川急便株式会社、イームズロボティクス株式会社、一般財団法人日本気象協会、株式会社サンドラッグ
使用するドローンの機体
LAB6150
場所
青梅市二俣尾、成木
ルート
【二俣尾ルート】二俣尾2丁目運動広場~二俣尾5丁目南運動広場
【災害時対応検証ルート】二俣尾5丁目第2運動広場~旧北小曾木ふれあいセンター
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