NVIDIAの生成AIとシーメンスのラックPCで対話型AIデジタルヒューマンを開発 菱洋エレとヘッドウォータース「Japan Robot Week」で公開

ヘッドウォータースは、NVIDIAの音声ソースから豊かな表情のアニメーションを生成するAI搭載アプリケーション「NVIDIA Omniverse Audio2Face」と、シーメンスAGの産業向けラックPC「SIMATIC IPC RW-545A」を活用した、対話型AIデジタルヒューマンの開発に取り組んでいる。

今回、NVIDIA国内一次代理店である菱洋エレクトロの協力を得て、「Japan Robot Week 2024」で対話型AIデジタルヒューマンのプロトタイプを展示する。

対話型AIデジタルヒューマンのプロトタイプについて


話型AIデジタルヒューマンのプロトタイプは、ローカルの大規模言語モデル(LLM)を使用して会話音声データを生成、「NVIDIA Omniverse Audio2Face」を通じて会話音声データから自動的に表情豊かな顔のデジタルヒューマンを作成する。



ヘッドウォータースは、これまでロボティクス×AIを活用した音声対話型のロボティクスやIoT、ヒューマンインタラクションUXのナレッジを長年蓄積しており、近年も音声対話×生成AIを活用したソリューションの提供を行っている。

こうした取り組みを推進するなか、対話型AIの産業活用に新たな可能性を切り開くと期待されているデジタルヒューマンの研究開発を強化しています。今回、これまでの研究成果を「Japan Robot Week 2024」で紹介するとしている。

Japan Robot Week 2024での展示について

名称 Japan Robot Week 2024
会期 2024年9月18日~20日
会場 東京ビッグサイト 東6ホール ブース小間番号:J-53
来場者登録ページ https://biz.nikkan.co.jp/eve/s-robot/overview.html#outline_h2


今後について

ヘッドウォータースは、今後対話型AIデジタルヒューマンの活用サービス提供を早期に実現し、生成AIを活用したソリューションラインナップのさらなる拡充を目指すとしている。

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ロボスタ編集部

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