世界ラリー選手権 WRC「フォーラムエイト・ラリージャパン2024」が開幕した。2024年11月21日〜24日まで、愛知県と岐阜県で開催される。初日は朝9時1分にスタートした「シェイクダウン」から始まった。
今シーズンのタイトル争いは最終戦の「ラリージャパン」までもつれ、ドライバーズ・タイトルはヒョンデのヌービル組(225)とタナック組(200)の争いに絞られ、マニュファクチャラーズ・タイトルはヒョンデが526ボイントでリードし、511でトヨタGR(ガズーレーシング)が猛追している。
「シェイクダウン」開始
初日の今日は朝9時1分に先頭競技車がスタートして「シェイクダウン」が鞍ヶ池公園で行われた。
シェイクダウンは、ラリーカーのセッティングやタイヤ選択などを本番直前に行う最終チェック(F1でいうフリー走行:FPのようなもの)。各ドライバーは高いレベルで走行して確認をおこなった。
■シェイクダウンの結果:トップ8(参考値)
1:クリストファー・イングラム(RC2)
2:オイット・タナック(ヒョンデ)
3:エイドリアン・フルモー(フォード)
4:セバスチャン・オジェ(トヨタBR)
5:勝田貴元(トヨタGR)
6:グレゴワール・ミュンスター(フォード)
7:ティエリー・ヌービル(ヒョンデ)
8:エルビン・エバンス(トヨタGR)
今夜、オープニングセレモニーと豊田スタジアムSSS
メイン会場となる豊田スタジアムでは企業のブースやグッズ売り場などが設置され、たくさんの来場者が詰めかけていた。
トヨタGRのショップや公式WRCグッズのショップには長蛇の列ができ、熱気が溢れている。
ラリージャパンを支援するフォーラムエイトは、VRやメタバース、ドライビングシミュレータ体験を提供している。
本日の夕方5時より豊田スタジアムにおいてオープニングセレモニーが行われ、その後、特設コースで最初の競技「スーバースペシャルステージ(SSS)」が行われる。昨年とはコースレイアウトが少し異なるものに変わり、迫力のジャンプやドリフト、ドーナツターンなどが楽しめそうだ。
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神崎 洋治神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。