米国・ラスベガスでは世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2025」が2025年1月7日から10日まで開催される。
生成AI・AIロボットの社会実装を進める株式会社Jizaiは、「CES 2025」で自社開発のロボット「Mi-Mo(ミーモ)」の初号機を展示する。現地では報道関係者向け発表会も開催された。
「Mi-Mo(ミーモ)」とは
「Mi-Mo」はカスタマイズできる汎用AIロボットで、まさかの六脚!
実用性も重視しているとのこと。
早速、X(旧ツイッター)では話題になり始めていて、そこで飛び交う情報によると、販売の可能性も高そう。
アスラテックの吉崎航氏もアドバイザーで
なお、動く実物大ガンダムやバルーンロボット、4足歩行型ライド「SR-02」、けものフレンズ「アライさんロボ」、「変形マクロスロボ」などに携わり、「V-Sido」の開発者としても知られるアスラテックの吉崎航氏も、ロボティクスアドバイザーとして「Mi-Mo」の開発に関わっているようだ。
吉崎氏は「X」で「かわいくて役に立つ。日常に溶け込む6脚ロボットです」と紹介している。
汎用AIロボット"Mi-Mo(ミーモ)"、CESで無事お披露目されました。かわいくて役に立つ。日常に溶け込む6脚ロボットです。私もロボティクスアドバイザーとしてちょっと協力しました。#Jizai #CES2025 https://t.co/vyPzkR1lYU
— 吉崎航 (@W_Yoshizaki) January 6, 2025
この動画では、来場者の手を振る動きに応えて、Mi-Moも振り返しているが、来場者が手を振る動作をMi-Moが認識し、振り返す自律動作で行動している。
まだ詳細については不明だが、2025年上旬を目処に発表予定とされているため、JizaiからはCESで公開以降に公式のリリースが出されると思われる。期待したい。
Esta mesa ambulante se llama "Mi-Mo". Está fabricada por Jizai, una empresa con sede en Japón. La compañía describe a Mi-Mo como el "primer robot de propósito general con inteligencia artificial del mundo" y se supone que puede pensar y actuar por sí misma.#CES #CES2025 pic.twitter.com/3PVpqGd51b
— Tecnología & Gadgets (@revolutegplus) January 6, 2025
Jizaiの公式リリースが楽しみだ。配信されたら続報をお届けしたい。
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