防犯対策強化!警備ロボット「ugo Pro」が大規模賃貸マンション「プラザタワー勝どき」に導入

業務DXロボットの開発を手掛けるugo株式会社は、乾汽船株式会社が所有する東京都中央区の大規模賃貸マンション「プラザタワー勝どき」において、警備ロボット「ugo Pro」を導入したことを発表した。

 

導入の背景と経緯

プラザタワー勝どきは2004年2月の竣工以来、1階住宅エントランスにコンシェルジュを配置し、住民の安心感提供とマンションブランド価値向上に貢献してきたが、2025年3月末をもってコンシェルジュ配置を終了した。

住宅エントランスでは防犯カメラによる監視体制を維持しているが、夜間を含めた視認性の高い防犯対策の強化がセキュリティの更なる向上につながると判断し、警備ロボット「ugo Pro」の導入に至った。

 

期待される効果と機能

今回導入された「ugo Pro」には、以下の効果が期待されている。

 

防犯対策の強化

人物検知による自動挨拶機能を活用し、見守りの視認性向上と防犯対策を強化する。ロボットの存在により、不審者への抑制効果も期待される。

 

住民対応力の向上

住民や来訪者との自然なやりとりにより、共用部の雰囲気を柔らかく演出し、快適な住環境の提供に貢献している。

 

監視機能の充実

ロボット搭載カメラのリアルタイム映像確認により即時性が向上し、長時間録画機能を活かして既存防犯カメラの補完としても活用される。

 

次世代マンション運営の実現

「ugo Pro」の導入により、「防犯対策強化」と「住民対応力向上」という一見相反する要素を同時に実現することが可能となった。ロボットが防犯と接遇の両面で役割を担うことで、安心かつ快適な住環境の実現に寄与していくことが期待されている。

 

ugoロボットの特徴

「ugo(ユーゴー)」は、遠隔操作とAIによる自動制御を融合したハイブリッド型の業務DXロボットである。警備・点検・案内など、現場ごとに異なる設備や業務に柔軟に対応できる設計で、ロボットの選定や運用もカスタマイズ可能。

人手不足が深刻な業務領域において、人の代替ではなく”人と協働するパートナー”として、業務の継続性と効率化、そしてDXの実現を支援する。

 

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杉田 大樹