ヴイストンが通信機能搭載の小型ロボットユニットを開発 9/9~大阪・関西万博で展示

ヴイストン株式会社は、通信機能を内蔵したロボット用の小型ユニットを新たに開発した。本製品はスマートフォンなどの外部端末と通信を行うことで、動作特性やキャラクターの変更が可能となっている。

赤ちゃん型ロボットに新機能を搭載

今回の開発品は、同社が従来製造している赤ちゃん型ロボット「かまって『ひろちゃん』」に新たな通信機能を搭載したものだ。具体的には、稼働状況のログをサーバーに送信できるほか、ユーザーごとに異なる動作内容にカスタマイズ可能である。また、赤ちゃんの声以外の音声ファイルを登録することで、別のキャラクターに変更することもできる。

これらの機能により、ユーザーに合わせた最適な動作やキャラクター設定が可能となり、より親しみやすく寄り添ったロボットデバイスとしての活用が期待される。

開発されたロボット用ユニットのサイズは約114×65×27ミリメートルで、重量はバッテリーを含まず約108グラムだ。電源は単3乾電池4本を使用する。

 

 

 

大阪・関西万博での展示予定

この新型ロボットユニットは、2025年9月9日(火)に大阪市此花区夢洲で開催される2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の大阪ヘルスケアパビリオン「リボーンステージ」にて、登壇および屋外展示ブースで紹介される。大阪市経済戦略局主催の【大阪ウィーク~秋~】みんなの力で未来をつくる!大阪の起業家・中小企業エキシビション「みつける・つながる・ひろげる未来」の一環として行われ、万博来場者は予約なしで観覧可能だ。

 

 

招き猫ロボットも同時展示

同会場では「120体の招き猫が招く、未来と調和のかたち」イベントも共催され、ヴイストンは招き猫ロボットも展示する。

 

 

この招き猫ロボットはバッテリー搭載の台座に設置され、アクリル製の展示ケース内で駆動可能。可愛らしい猫の外観と招きの動きを再現しており、鳴く機能は搭載されていない。

 

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杉田 大樹

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