西鉄福岡(天神)駅に自走可能な「駅案内ロボット temi」を導入実験 案内や管理業務を自動化、駅の効率運用と次世代ステーション化めざす

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西日本鉄道株式会社では、西鉄福岡(天神)駅において、駅務スタッフに代わって利用者からの質問や案内に対応する自走可能な「駅案内ロボット temi」の実証実験を、2023年12月15日(金)より開始する。
同実証実験は、従来の案内および管理業務を自動化し、効率的な駅の運用を目指す次世代ステーション化に向けた取り組みの一環として行うもので、駅務スタッフの業務軽減やきめ細やかな利用者への対応の実現を図る。同社鉄道施設への自走式ロボットの導入は、今回が初めてとなる。
同社では、「temi」をはじめとする次世代技術の導入や事業化に向けた検証を通じて、次世代ステーション化ならびに持続可能な公共交通ネットワークの構築を目指して行くと述べている。


駅案内ロボット「temi」の実証実験について

「temi」は、西鉄福岡(天神)駅北口コンコース(ときめきひろば)に1台導入し、10時から16時までの時間帯に稼働する。利用者にタッチパネルを操作してもらうことで、西鉄電車および他の公共交通機関などの問合せへの対応、ロッカー・トイレなどの施設案内を多言語で行うほか、コンコース内を自走して利用者を誘導することも可能だ。

期間2023年12月15日(金)~2024年1月12日(金)
場所西鉄福岡(天神)駅北口コンコース (ときめきひろば)
時間帯10:00~16:00
実証内容・運賃や行先などの定例的・反復的な問合せ対応
・ロッカー・トイレなどの施設案内・誘導
・多言語対応(日本語、英語、中国語(簡体字)、韓国語)
実証による効果・案内業務の自動化による効率的な駅の運用
・駅務スタッフの業務軽減
・きめ細やかなお客さま対応
導入台数1台


画像:西鉄メディア公式サイトより


▼ ロボット概要

製造元temi USA inc.
サイズ幅:35cm、奥行:45cm、高さ:100cm
重量12kg
液晶ディスプレイ10.1インチ
自走速度最大1m/秒
《ロボスタ編集部》

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