【レビュー】LINE Clova Friends mini ドラえもん「なりきりキャプテンハット」コスチュームセットをチェック!

Clova Friends miniドラえもんと、「映画ドラえもん のび太の宝島」に登場した「なりきりキャプテンハット」の衣装を忠実に再現したカバーのセットが販売されている。

映画を見たファンにはたまらない仕様だろう。

このセットは楽天ブックス藤子・F・不二雄ミュージアムでの200個限定発売で、19,872円。楽天ブックスでは受注開始後3時間でWEB販売分は完売となった。残りはミュージアム現地での販売分となる。本日6月8日17時頃に同ミュージアムに電話確認をしたところ「正確な数は申し上げられないが、現在まだ在庫は残っている」という回答を得た。ただ問い合わせも数多く入っており、これを求めて来場される方もいるということなので、欲しい方はぜひ早めに現地に向かってもらいたい。

さて、そんなレアなカバーセットをロボスタ編集部では入手できたのでご紹介していく。なお通常のClova Firends miniや、ドラえもんモデルのレビューは以下の記事を参考にしてもらればと思う。


ハイクオリティーなコスチューム

このコスチュームを開発・製作したのはロボット用アパレルブランドROBO-UNIを展開するRocket Road社。ロボットスタートもいくつかのプロジェクトで協力させてもらってきたロボットユニフォームのパイオニア企業だ。


まずは衣装をチェックしていく。

筐体カバーと頭の帽子は取れないようにつながっている。

ベルトやバックルの質感。金属のバックル、ゴムのベルトと一切の妥協を感じさせない作りだ。

帽子の裏側にはシールが貼られている。頭につけたときに滑り止めになり、かつ空気を通せるような仕組みになっている模様。


装着してみた

実際に「Clova Friends miniドラえもん」に着せてみたのでご紹介していく。


専用品らしく装着感は完璧だ。なおベルトが斜めになるのが正しい仕様だ。水色と白のドラえもんの体に赤と黄色のコスチュームが良いコントラストとなっている。
スピーカーの穴は前方のみ開けられており、後方のスピーカーの穴は隠される。

横からの姿。ふわふわした羽もいい雰囲気を醸し出している。
帽子部分は乗せるだけなのでカバーとして頭部を保護する設計ではない。

背面からの姿。装着してわかったのだが、本体カバーと帽子部分をつなぐ赤いパーツは若干違和感を感じる。水色もしくは透明のほうが良かったのかもしれない。
また背面にあるスイッチ4つはカバーがついた状態では操作が困難。日常的に使うボタンではないので実用上は問題はない。
電源ケーブルをつなぐUSB Cの端子が隠れてしまう点は気になる。バッテリー駆動するとはいえ、着けたまま使う場合は若干服の裾を上げておく必要があるかもしれない。よく言えば、端子類を隠してくれるのでよりドラえもんらしく見えるとも言える。

帽子部分についてはClova Friends miniのマイクの2つの穴を塞いでしまう形となる。写真では帽子を後ろにずらして撮影しているが、本来はもう少し深く帽子を被るためマイク穴は隠れてしまう。音が密閉されないように帽子の裏に貼られたでこぼこしたシールで音を流せるようにした設計となってる。帽子にメッシュ状の穴を開けてマイクを活かすやり方もあったかもしれない。

ベルト部分で気になる点もある。3連LEDで状態を示すClova Firends miniなのだが、ベルトで微妙にLEDが見にくくなってしまう。日常LEDをチェックして使っている人には気になる点かもしれない。


一応やってみた(お約束)

Clova Friends miniのブラウン、サリーにも着せてみた。


ブラウンとはベルトと本体カラーが似ているためちょっと違うかなとう気もする。

黄色いサリーにこのコスチュームは似合っているように思う。


結論


LINE Clova Friedns miniのオフィシャルサイトの注意事項として「専用カバーをつけたままでご利用されると、正しく動作しない可能性がございます。」と記載されているが、実用上の問題はなかった。

コスチュームを装着することで、プラスチックで構成された本体がより魅力的になる。質感の高い布、縫製のレベルの高さ、金属ベルト、羽が織りなす海賊テイストは見事だと思う。

内容的は現在最良のClova搭載デバイスであり、かつ200台限定という希少価値もある。欲しい人は早目に入手することをおすすめしたい。

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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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