アプリプチとソータ、東京メトロ新橋駅で実証実験 3ヶ国語で案内

東京メトロは、東芝インフラシステムズとNTTコミュニケーションズの協力のもと、東京メトロ新橋駅の利用者に対してロボットを用いた駅構内の設備や乗換などの案内を行う共同実証実験第2弾を2019年3月4日(月)から開始することを発表した。

同社は、2018年7月30日に東京メトロ新橋駅で、NTTコミュニケーションズの日本語対話AIである「COTOHA Virtual Assistant」とSotaを組み合わせた実証実験を実施している。

今回の実証実験は、東芝インフラが手のひらサイズのインタフェースロボット「ApriPetit(アプリプチ)」とメディア知識処理技術「RECAIUS(リカイアス)」を活用し、

NTTコミュニケーションズはコミュニケーションロボット「Sota」とマルチリンガル(複数言語)に対応した案内サービス「AMARYLLIS(アマリリス)」を活用する。

これら2台のロボットは、「日本語」「英語」「中国語(繁体字/簡体字)」による会話形式での駅構内設備の案内(トイレ、コインロッカー、ATMなどの場所)や、東京メトロ銀座線新橋駅周辺施設への最寄出口の案内に取り組む。また、ネットワーク環境に依存しないシステム構成で、利用者を待たせることなく案内可能なサービスの実現を目指す。

実験場所は、東京メトロ新橋駅 5番出入口付近。実証実験はロボットごとに別日程で行われ、3月4日(月)~3月10日(日)の10:00~15:00までを「ApriPetit」が担当、3月11日(月)~3月17日(日)の10:00~15:00までを「Sota」が担当する。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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