DJIの新製品 教育用ロボット「RoboMaster S1」用のプログラミング教育カリキュラム早くも発表 COMPASSが今夏提供へ

株式会社COMPASSは、6月13日、世界規模のロボット大会DJI Robo Masterから生まれたDJI JAPAN株式会社の教育用ロボット「RoboMaster S1」に対応する、ロボットプログラミング教育カリキュラムを今夏提供開始すると発表した。

同カリキュラムは、楽しみながらロボット工学技術の可能性を学べるよう設計されている同ロボットが、COMPASSのコンセプトである、子どもたちの”未来を生き抜く力”を育てることを目的とする「未来教育」にマッチした製品ということで、DIJ協力のもと共同開発されたものだ。

今回開発したカリキュラムについては、DJIが開催するRoboMaster S1のメディア向けイベント「DJI JAPAN 株式会社 教育用ロボット説明・体験会」にて先行公開予定。ゲストスピーカーとしてCOMPASS、未来教育部 部長の木川氏が登壇する。




同社の「未来教育」に関する取り組み

プログラミングや多様な最先端テクノロジーを使って課題解決を行う“体験”を重視したSTEAM教育プログラムを開発し、自社の直営塾であるQubenaアカデミーで提供する同社の取り組みは、昨年度の経済産業省「未来の教室」実証事業のSTEAM教育プログラムで採択され、千代田区立麹町中学校へ数学と最先端テクノロジー(ドローン・3Dプリンター・ロボット)を組み合わせた「数学×テクノロジーワークショップ」の開催に至っている。

今後も、プログラミングや多様な最先端のテクノロジーを課題の解決手段として用いるSTEAM教育プログラムをベースとした「未来教育」を、様々な取り組みを通じて子どもたちに届けていくとのことだ。


▼「未来の教室」実証事業でのワークショップ概要
AI教材による公教育授業(中学数学)の生産性向上 +テクノロジー系ワークショップとして以下の2つを公教育(麹町中学)の授業内で実施。「習熟」と「実践」の学習サイクルがもたらす学習効果の検証を行った。
1、AI型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」を活用したアダプティブラーニングに よる学習の効率的な習熟 (一部の学年では家庭学習でもQubenaを活用)
2、最先端のテクノロジー(ドローン、VR、3Dプリンタ等)を活用した STEAM教育を通した基礎学習の実践的な活用

■【動画】Qubena

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ロボスタ編集部

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