ハウステンボスのロボット事業会社であり、ゼネラル・ロボティクス・プロデューサー (GRP) としてサービスロボットのソリューションを提供する株式会社 hapi-robo st(ハピロボ)は、「テレプレゼンス」の領域に注力している。空気のように存在するネット環境が整い、5Gも身近になりつつある今、「テレプレゼンス」は場所にとらわれず能力を発揮することができると考えている。
この流れより、temi – The Personal Robot (temi) 開発元の temi USA inc. (temi 社) と国内総代理店契約を締結したことを8月9日に発表。併せて、2019年の秋より、世界のどこからでもコミュニケーションを可能にする AIアシスタンス機能を持った自律走行するパーソナルアシスタントロボット「temi – The Personal Robot」を日本国内に向けて正式販売する予定も発表した。当初は、限定されたイノベーター/アーリーアダプタープログラムにて行う。
少子高齢化に伴う生産年齢人口の専門的・技術的職業従事者に占める中高年齢層の増加や、育児や介護との両立など、働き方の多様化に対応することにより、生産性向上のみならず、環境負荷軽減、地域活性化、就業機会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる社会を実現することが急務となっている。
■【動画】Temi The Personal Robot(英語)
https://www.robotemi.com/jp/
temi -The Personal Robotについて
AIアシスタンス機能を持った自律走行する理想的なパーソナルアシスタントロボットである「temi」。ユーザは、ハンズフリーで、temiに自分についてくるように指示を出したり、あらかじめ登録された地点まで、自ら障害物をよけながら案内させることができる。
同ロボットにはスマートスピーカーと同様の、対話型・音声操作に対応した AIアシスタント機能が実装されており、情報の検索や連携家電の操作、ビデオ通話、高音質なスピーカーによるメディア再生等も可能。現在のユビキタス化された先端ネット環境のおかげで、世界のどこからでも temi にアクセスし、”自らがあたかもそこにいるように”、自宅や職場を自由に移動したり、そこにいる人との会話を行うこともできる。
さらに、ソフトウェア開発キット (SDK) が用意されており、サードパーティのアプリ開発者が同ロボットの豊富な機能を活用した、接客、教育、医療、ゲーム、セキュリティ、娯楽などの、独自のアプリケーション作成も可能だ。
モビリティー
16の異なるセンサーを使った ROBOXナビゲーションテクノロジーにて、スムーズな自律走行を実現。リアルタイムなオブジェクトや顔の認識、障害物回避、地図生成により、ユーザ追従 (フォロー) やオンデマンドでの地点登録、自動運転によるナビゲーションや案内ができる。
テレプレゼンス
世界中のどこからでも temi にアクセスし、あたかもそこにいるように自宅や職場を自由に移動したり、移動しながらのビデオ会話を行ったりすることが可能。
AI アシスタント機能
スマートスピーカーと同様、対話型の音声操作に対応したAIアシスタント機能を実装。情報の検索や連携家電の操作、ビデオ通話、メディア再生等ができる。
ワイヤレス充電トレイ
temi のトレイはQiワイヤレス充電に対応。高音質サブウーファー、中音域スピーカー、ツィーターからなるスピーカーシステムを実装している。
オープンな開発プラットフォーム
temi にはSDKが用意されており、サードパーティのアプリ開発者が temi のモビリティーや音声対話機能を活用した、接客、教育、医療、ゲーム、セキュリティ、娯楽などの、独自アプリケーションを作成することがで可能だ。