宇宙ステーションで作業するロボットの開発 コストは100分の1に GITAIが国際技術コンテスト「ANA AVATAR XPRIZE」準決勝へ

宇宙用ロボットを開発するGITAIは、米国XPRIZE財団が主催する賞金総額1000万USドル(約10億円)の国際技術コンテスト「ANA AVATAR XPRIZE」に出場し、予選を通過、準決勝に進出したことを1月9日に発表した。



同コンテストは、ANAがスポンサーとなり米国XPRIZE財団が運営する、先端技術を用いて遠隔で周りの環境や人々と応対ができるアバターロボットを開発するというもので、今回、予選通過した77チームは、2021年開催予定のANA AVATAR XPRIZE準決勝大会で、開発したアバターシステムをデモンストレーションし、ファイナル進出の20チームに残ることを目指す。同社は、同準決勝に向けて引き続き研究開発を継続していくと述べている。





GITAIについて

近年の世界における宇宙開発競争の激化に伴い、宇宙での作業の需要が急増しており、特に、月面探査・基地開発や月軌道宇宙ステーション建設、軌道上サービス(衛星への燃料補給・修理、デブリ除去等)等の分野はこれから10年で飛躍的に現地での作業の需要が増加することが見込まれている。同社は、このような宇宙での様々な作業の需要に対し、宇宙ロボットで作業を実施できるようにすることで、宇宙での作業コストを100分の1に下げることを目指している。




GITAIロボット

GITAIは、宇宙飛行士の負担軽減及び宇宙空間における作業の工期短縮と費用削減を目的に、国際宇宙ステーションの船内・船外作業を宇宙飛行士の代わりに実施可能なロボットを開発している。最新のGITAIロボットのプロトタイプ(6号機)では、宇宙ステーションの限定的なネットワーク環境を前提に、これまでのロボットでは困難であった汎用的な作業(スイッチ操作、工具操作、柔軟物操作、科学実験作業、負荷の高い作業等)を1台のロボットで実施できる性能を実現した。


【動画】General task substituting robot in ISS(2019.07)(国際宇宙ステーション(ISS)内の一般的なタスクを代わりに行うロボット)

ANA AVATAR XPRIZE公式サイト
https://www.xprize.org/prizes/avatar/
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ロボスタ編集部
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