スマートホーム製品で観光案内所を遠隔営業、ANAのアバターロボット「newme」も多言語で観光案内 全日空、三菱地所、Live Smart

Live Smartは、丸の内エリアで三菱地所が受託運営する外国人向け総合観光案内「JNTOツーリスト・インフォメーション・センター(TIC)」において、ANAホールディングスと共同で実施される「遠隔操作営業の実証実験」に、スマートライフ・プラットフォーム「LiveSmart」を提供することを発表した。今回の取り組みは、同社サービスを観光案内所に提供する初の事例となる。主催は全日空と三菱地所。

スマートライフ・プラットフォーム「LiveSmart」の個人向け商品「LS Mini」


WEBカメラ、スマートプラグ、スマートロックも提供

スマートライフ・プラットフォーム「LiveSmart」は、個人向け商品「LS Mini」を中心に、既存の赤外線家電や様々なスマートデバイスをスマホやスマートスピーカーから声で簡単に操作できるスマートホームサービスに加えて、チャットボットを利用し日常の困りごとや住宅設備のトラブルに対してLINEで24時間いつでも答えるライフアシスタントサービスを提供するプラットフォーム。プラットフォームを利用することで、事業者様は新築/既存物件の差別化を図ることに加えて、居住者との継続的な接点を確保しマーケティング活動を行うことが可能になる。

実証実験ではLive Smartのスマートライフ・プラットフォーム「LiveSmart」を活用し、同社製品の「LS Mini」および連携するスマートロック、WEBカメラ、スマートプラグを提供することで、観光案内所の遠隔営業が可能になる。

提供した製品は全て後づけができるため、導入時に工事を行うことなく導入が可能。導入後は、ドアに設置されたスマートロックの遠隔解施錠、「LS Mini」から赤外線信号を用いてTVモニターの電源入切をLiveSmartアプリまたはLINEアプリからワンタップするだけで、一括で操作できる。また遠隔からWEBカメラのライブ映像を常に確認することも可能。


遠隔地のスタッフがアバターロボットで観光案内を多言語で実施

ANAホールディングスと三菱地所が主催する今回の実証実験は、ANAホールディングス独自開発の遠隔操作ロボット「newme(ニューミー)」を介して、遠隔地のスタッフが案内所に訪れた訪日旅行者に日本全国の観光案内を多言語で実施し、実際の接遇業務を通して必要機能の洗い出しを行う。


「newme」 CEATEC2019 ANAブース内での写真

案内所の遠隔営業の環境整備に関しては、三菱地所が出資するLive Smartのスマートホーム技術を設置し、大規模な工事を経ずに出入口の開施錠や照明設備等の遠隔操作を検証する。

同実験は、災害発生時の観光案内所の遠隔営業の可能性の検証、案内所スタッフの在宅勤務の可能性の検証、遠隔操作ロボット(アバター)による訪日旅行者接遇での課題洗い出しを目的に行われる。期間は2月26日~2月28日まで(予定)。

■実証実験概要
主催:ANAホールディングス株式会社、三菱地所株式会社
協力:日本政府観光局 (JNTO)
期間:2020年2月26日(水)~2月28日(金)(予定)
内容:観光案内施設の現場で、遠隔地のスタッフがロボットや遠隔操作ツールを介して、訪日旅行者に日本全国の観光案内を多言語で実施する上での必要機能や改善点を洗い出し、省人化の効果の検証や実導入に向けた知見を蓄積する。

Live Smartは今後、他の観光案内所や商業施設など、AI・IoTを活用したソリューションを展開できる場所において、様々な事業者様と協力しながら製品・サービス提供を展開していくとしている。

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山田 航也
山田 航也

横浜出身、1998年生まれの20歳。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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