誰でもラジオ番組が気軽に配信できる「Radiotalk」に「ゲスト招待機能」を追加 遠隔でインタビューやトークが可能に

Radiotalk株式会社は音声配信プラットフォーム「Radiotalk」(ラジオトーク)において、離れた場所にいるゲストを配信者が招待できる「ゲスト招待機能」を本日から一般公開したことを発表した。

離れた場所にいる人との対話を収録し、配信することができる。たとえば外出自粛のために会えない友だちや同僚、遠距離にいる人、海外滞在中の人を招待した音声配信が可能。



収録した音声番組を配信できるRadiotalk

Radiotalkは自分で収録した音声コンテンツを番組として配信できるサービス。効果音の追加や編集・変声、ポッドキャストへの自動配信までスマホ1台で簡単に行うことが可能。バックグラウンド再生に対応しているため、ユーザーは”ながら聴き”しながら他のアプリを使ったり、作業をしたりできる。気に入った配信があればTwitterやLINEなどのSNSに簡単にシェアできる。
番組は「Radiotalk」アプリを使って聴くだけなく、Webブラウザで聴くこともできる。

画像はGoogle playから引用

「Radiotalk」はこんな時に聴くのがオススメ
・皿洗い、アイロンがけ、など作業が退屈なとき
・寝る前、電気を消した後
・事務的な仕事中
・SNSを何となく見ているとき
・疲れたとき


Radiotalk の3つのポイント

1.収益化が可能
各トークにはリスナーから有料の「さしいれ」を受け付けることができる。「さしいれ」の流通量をはじめとしたサービスへの貢献度に応じて、配信者は誰でも「Radiotalkポイント」を受け取ることができ、現金やギフト券等に還元できる。さらに、「Radiotalkパートナープログラム」に承認されると高利率で還元できる。

2.ポッドキャスト対応サービスへの外部配信が可能
Radiotalkで開設した番組は、Apple Podcastsなど他のPodcastにも無料で簡単に配信することができる

3.自動的に動画フォーマットを生成し、SNSにシェアすることが可能(iOS版)
トークの中で特に好きな12秒を選ぶだけで、アプリが自動的に音声をテキストに書き起こし、テロップ字幕のついた動画にしてシェアできる。


最大5人までの音声を配信できるゲスト招待機能

ゲスト招待機能では最大5人までの音声を配信できる。使い方は以下の通り。

ゲスト招待機能 使い方

1.番組のオーナーがアプリRadiotalkで「ゲストを招待」ボタンを押す。

2.オーナーが、対話したい内容を「テーマ」「トピックス」欄に記入(スキップ可。記入したテキストは、招待するゲストに読んでもらうことができ、収録中には「カンペ」として確認できる。配信後にはトーク概要欄に転載できる)。

3.発行されたURLをゲストに渡す。ゲストがURLからアプリを起動すればオーナーと通話状態で繋がる。そのまま通話形式で、収録前に「打合せ」ができる(スキップ可。最大6分)。

4.全員で音声の収録をスタートする。

ゲスト招待機能では以下のような番組を収録・配信できる。


リモート配信による音声番組の例

・著名人の利用例:ラグビー選手・藤田慶和氏による、ファンとコラボして励ます番組
ラグビーの選手や仲間、家族のほか、藤田選手に憧れるラガーマンやファンも含めて、藤田選手からがんばる人を応援する番組。初回は「小2から15年間ラグビーを続け、藤田選手と同じ怪我で引退した新社会人の男性」をゲストに質問に答えていく。

・放送局の利用例:テレビディレクター・山内健太郎氏が、芸人と顔を会わさずしゃべる番組(初回:和牛 川西賢志郎氏)
MBSのテレビ番組ディレクター山内健太郎氏(「オールザッツ漫才」「林先生の初耳学!」など担当)、放送作家の小林仁氏による、芸人と会わずにトークを行う番組。初回は和牛 川西賢志郎氏をゲストに迎え、2回目以降もさまざまな芸人と対話していく予定。

・その他、新たな利用例:「クイズ番組」「インタビュー番組」ほか
以前から2〜3人で構成される番組の配信者が在宅にいながら配信を継続しているほか、これまで作りにくかった「クイズ」「インタビュー」など企画のある番組が配信されている。

(例)ハリウッド映画から日本映画まで映画レビューやインタビューをする伊藤さとり氏による、オススメ映画情報&インタビュー番組。
映画「シン・ゴジラ」「日本沈没」等の監督、樋口真嗣氏と対話する。

(例)ニッチ分野のファンを集めたクイズ番組
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い在宅時間が広がったことを受け、Radiotalkにおける再生時間は1.4倍以上に成長しているほか、新規の配信者数も2倍以上に増加している。国内に限らず米国においても、トーク・ニュースなど「音声」のストリーミングラジオのシェアは14%増加している(Inside Radioより)。またスマートスピーカーを所有する人の34%は在宅中に「さらに利用するようになった」と回答し(MORNING CONSULTより)、耳の可処分時間は増加傾向にある。

「音声」がもつ目や手を自由にできる機能性、感情を乗せて安らぎを与える情緒性は、自宅に閉じこもることで生じる孤独や不安の解消に働きかけることができる。同社は新機能を通して、在宅でも「誰かと対話する機会を作る」ことで、ますます多くの音声配信を促進していく。

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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