新型コロナ感染症の病棟でアバターロボット(遠隔操作ロボット)活用中 ISO総合研究所が「オムニロボ」の写真を公開

ISO総合研究所は、テレプレゼンスロボット「オムニロボ」を医療従事者向けに無償で提供している。ロボット本体だけでなく、導入費用や月額料金等も発生しない、完全に無償提供を行っている。テレプレゼンスロボットは「分身ロボット」や「アバターロボット」とも呼ばれる。
オムニロボは、遠隔操作技術とビデオ会議を組み合わせたロボットで、世界中どこからでも離れた場所から、PCやスマートフォン、タブレッドなどのブラウザを使って操作できる。


新型コロナ感染症の病棟でもロボットを通じて巡回・面会

そのISO総合研究所が、病棟を感染症患者と「非接触」で巡回しているロボット活用の状況を示す画像と、利用者の声を紹介した。新型コロナ感染症の病棟でもロボットを通じた面会が実際に行われている。

遠隔操作ロボットを操作する様子 写真提供;ISO総合研究所

病棟内を巡回する様子 写真提供;ISO総合研究所

写真提供;ISO総合研究所



【利用者の声】
「非接触で巡回できるので効率が上がります。備品の消耗も少なく済みます。」
「ご家族の方に”監視カメラを使ってます”と説明するよりも、”モニターで巡回している”と説明した方が納得してもらえました。」
「患者様を巡回で見ているとき顔が映るので安心感もあってコミュニケーションとして受け入れてもらいやすいです。」
「常駐する看護師がいなくても指定患者が来たタイミングから ロボットで見守りがスタートできました。」
「移動できるのと写真が撮れるので呼吸器が取れてしまうなど 有事の際に証跡が取れます。」


ロボット活用に期待

医療従事者の感染を防ぐためには、人が直接的に接触しないテレプレゼンスロボットでの巡回や会話などが期待されている。患者の往診や問診、スタッフ同士の連絡などできることは多いだろう。また、新型コロナ感染症ではない、一般の病気で入院している人の面会さえも、多くの病院で制限(面会禁止)されているのが実情だ(コロナ感染を防いだり、病棟への持ち込みを防ぐため)。このような状況下では、ビデオ通話やロボットを使って、入院患者と家族がコミュニケーションできれば、安らぐひとときになるに違いない。一般の病院でも活用の場はありそうだ。



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ロボスタ編集部
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