ユニフォームメーカーのサーヴォが「Bodygram」を採用した採寸サービスを発表 スマホ写真2枚で全身24ヶ所を推定採寸

Bodygram Japan株式会社はユニフォームの企画・生産から管理・運用までを一気通貫して行う株式会社サーヴォが顧客向けに新たに提供を開始したオンラインユニフォーム採寸サービス「SERVO FIT」にて、「Bodygram」(ボディグラム)のAI採寸テクノロジーが採用されたことを発表した。


スマホ写真2枚でAIが全身24ヶ所を推定採寸する「Bodygram」

株式会社サーヴォはオフィス、飲食・サービス、食品工場、アミューズメント、医療・介護などの各分野において、デザイン性、機能性、安全性に優れたユニフォームを開発・商品化してきた日本を代表するユニフォーム総合メーカー。既製品の製造・販売に限らず、企業ごとに異なるコンセプト、デザインのニーズに対応したオリジナルユニフォーム製造にも注力し、これまでに2,000社を超えるユニフォームを手掛けてきた。

同社が新たに提供開始した新サービス「SERVO FIT」では「Bodygram」(ボディグラム)のAI推定採寸技術を用い、体重や身長などの数値入力と正面と側面の全身写真を2枚撮影するだけで瞬時に全身特定部位の推定採寸を行うことが可能。これによりユーザー自身が自宅等で簡単にリモート採寸を行なうことができる。

「Bodygram」(ボディグラム)のAI採寸テクノロジーはスマートフォンで撮影した2枚の写真を用い、被写体のボディラインを自動で検出、腹囲・肩幅・手足の長さなど全身24か所の推定採寸を可能にする。

また、採寸されたデータを基にユーザー一人一人に最もフィットするサイズをレコメンドする機能も搭載し、従来対面で採寸スタッフが行なっていた行程をオンラインで日本全国から快適に行うことができる。同サービスはカタログユニフォームはもとより、企業・団体ごとに異なるコンセプトやデザインを実現する「オリジナルユニフォーム」も対応していく。



完全非接触でのユニフォーム製造を実現

ユニフォームは全員が揃って着用するため発注数が膨大になるケースが多く、また同じデザインであっても着用する方に合わせて細かくサイズを調整する必要があるため、発注元の企業・団体へ出向いて行う対面での採寸は、製造において要となる重要な工程。

「Bodygram」(ボディグラム)のAI推定採寸テクノロジーを導入した新サービス「SERVO FIT」では、ユーザー自身がオンラインで直感的な操作のみで採寸することが可能なため、コロナ禍において接触リスクの観点から課題となっていた対面での採寸が不要になった。対面での採寸行程が不要になったことで、採寸スタッフの出張対応も回避出来るため、従業員の移動リスクも軽減する。

機能性や最適なフィット感を持ったユニフォームを“完全非接触”で製造することが可能になり、採寸を目的とした複数拠点への出張やサンプル品作成、運送などに加え、採寸データの入力から集計まで、これまで製造工程の前段階で必要とされていた工程も不要となり、従来2か月以上かかる場合もあった採寸期間を半分以下へ短縮出来るようになり、大幅なコスト削減も期待されている。


Bodygram(ボディグラム)について

Bodygram(ボディグラム)はAI(人工知能)の学習機能を駆使し身体サイズを推定する先進技術。年齢・身長・体重・性別を入力し、服を着たまま、スマートフォンで正面と側面の2枚の写真を撮影するだけで被写体のボディラインを自動で検出し、腹囲・肩幅・手足の長さなど全身24か所の推定採寸が可能になる。

これまで、アパレル業界やライフスタイル・ヘルスケア領域へ技術提供・実用化を果たし、今後もフィットネス領域など様々な分野への活用と展開を計画する。また、消費者向けに自社アプリ「Bodygram」(ボディグラム)をApp store及びGoogle Play Store で2020年6月に正式リリース。以降、スマートフォン1つで身体採寸できる画期的なアプリとしてユーザーの関心を集め、iOSとAndroidヘルス&フィットネスのカテゴリで1位を獲得した(iOSは2020年8月10日、Androidは2020年8月13日に獲得)。

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

PR

連載・コラム