三菱総研DCSの「ロボットプログラミング入門」出張特別授業を希望する小・中学校募集 地方や小規模校でも可 費用は無料

三菱総研DCS株式会社は社会貢献活動の一環として、小中学校を対象にロボットエンジニアの職業紹介とコミュニケーションロボット・プログラミングを紹介する特別授業をおこなっている。同社は2021年度2学期以降の開催にあたり、より多くの人に活用してもらうため、開催希望校を広く募集することを発表した。


授業内容

ロボットとのふれ合いをきっかけとして、学習への前向きな気持ちや知的好奇心を引き出し、小中学校におけるキャリア教育、プログラミング教育に貢献する。児童生徒にとってロボットとの楽しい思い出となり、プログラミングとの良き出会いとなるよう、参加型の授業構成としている。

・長崎県五島市立福江小学校での様子





・長崎県五島市立翁頭中学校での様子






<授業時間>
1コマ(45分~50分)

<授業シナリオ>
1.ロボットプログラマーのお仕事紹介
2.プログラム開発、実証実験ってどういうことをするの?(中学生のみ)
3.ロボットってどうやって動くの?
4.ロボットから見たみんなは、どういう風に見えるのかな?
5.ロボットに好きな言葉をしゃべらせてみよう
6.おしゃべりの後にジェスチャーをつけてみよう
7.おしゃべりとジェスチャー、場合によって使い分けてみよう
8.おしゃべりやジェスチャーを繰り返してみよう
9.ロボットといっしょに歩いてみよう
10.質疑応答

※3-8はプログラムの開発画面(フローチャート)をモニターで映しながら、エンジニアがその場の意見を取り入れて即興でアプリケーションを作成し、ロボットの動きや言葉に反映されていることを確認していく。児童生徒が実際にプログラミングを行うわけではない。なお、授業シナリオは日々改善しているため、実施の際のシナリオとは異なる場合がある。


募集要項
対象学年 小学校4年~中学3年生
対象人数 1回あたり35名程度まで
募集期間 2021年8月17日(火)~2021年9月30日(木)
授業実施期間 2021年9月1日(水)~2022年3月31日(木)
準備するもの HDMI接続のモニターもしくはプロジェクター
費用 無償(写真撮影、アンケートにご協力ください。)

※ロボットとふれ合うため、1クラス程度の人数を上限の目安とさせていただきます。
対象人数が多数の場合は、1日で複数回実施するなど柔軟に対応しますので、ご相談ください。
人数の下限はございません。複式学級での実施も可能です。
※応募多数の場合は、本活動の趣旨を踏まえ、よりロボットと接する機会が少ないと推察される、地方や小規模校を優先させていただくことがありますので、ご了承ください。

応募方法 開催をご希望の方は、メールにてご連絡ください。
【 送付先アドレス:robodev@dcs.co.jp 】
※宛先:三菱総研DCS株式会社 デジタル企画推進部 ロボット特別授業担当
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件名:ロボット特別授業希望(学校名 例:○×小中学校)
本文:・学校名・住所
・メールアドレス・電話番号
・窓口ご担当者様氏名・役職名
・対象学年、人数(検討中の場合は、その旨お知らせください。)
・授業実施希望月または期間(検討中の場合は、その旨お知らせください。)
・その他ご要望、ご連絡事項など
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三菱総研DCSについて 三菱総研DCSは1970年の創立以来、銀行・クレジットカード等金融関連業務で豊富な実績を有するIT企業。2015年にはインターネットを通して学校と受験生を繋ぐ入試関連サービス「miraicompass」を構築、学校向けのイベント予約、資料請求、インターネット出願などのサービスを提供し、全国で1,000校近くの小学校・中学校・高等学校と延べ180万人の受験生・保護者に利用されている。また、2016年よりコミュニケーションロボットへの取り組みを開始し、複数の企業への受付ロボットの設置を行う一方、2018年からは高齢者やこども向けのニーズを発掘し、新たなサービス提供に向けた活動を開始している。2019年度には国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)の「ロボット介護機器開発・標準化事業」(開発補助事業)の採択を受け、介護分野向けの開発を本格化するとともに、教育現場における活用支援についても検討を進めている。
関連サイト
三菱総研DCS株式会社

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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