AGRIST株式会社(以下、アグリスト)は2021年12月27日(月)に鹿児島県東串良町とピーマン自動収穫ロボットの普及に向けた包括連携協定を締結しまたことを発表した。アグリストが自治体と包括連携協定を締結するのは初めてのケースとなる。
東串良町でピーマン自動収穫ロボットを活用
東串良町は鹿児島県におけるピーマンの一大産地だが、農業の高齢化や人口減少を背景とした担い手不足が大きな地域課題となっており、アグリストが開発するピーマン自動収穫ロボット『L』によるこれらの課題解決が期待されている。今後、東串良町のみならず全国に同製品の社会実装を加速していくにあたり、自治体と連携したスマート農業のモデルケースを構築することを目的として、鹿児島県におけるピーマンの一大産地である東串良町との包括連携協定を締結することになった。今回の協定における具体的内容として、下記の活動を行う予定。
・地域に応じた自動収穫ロボットに最適化された栽培方法の普及
・東串良町周辺の各農業関係者と連携したスマート農業人材の育成活動
これらの活動により、既存のピーマン農家の後継者不足の解消や収量・収入の向上に加え、U・Iターンによる新規就農者・雇用の増加、若者の地元への定着に繋がることが期待される。アグリストは今後も同様の取り組みを増やすことで、持続可能な農業の実現に向けた取り組みを進めていく。
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アグリストの目指す「100年先も続く持続可能な農業の実現」に共感する自治体・地域の方からのお問い合わせ。
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ピーマン自動収穫ロボット「L」
アグリストのピーマン自動収穫ロボット「L」は「人をサポートするロボットが必要だ。」という農家の声を受け、開発された。より多くの農家にロボットを使ってもらおうと、機能をシンプルにし手の届きやすい価格のロボットがコンセプト。アグリストのロボットを導入することで、人が取り切れなかったピーマンを収穫し、農業の人材不足という課題を解決する。人をロボットがサポートすることで100年先も続く持続可能な農業の実現を目指して事業を展開している。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。