デジタルヒューマン 豊富な表情と雑談能力を持った「AIキャラクターパッケージ」をギブリー社、rinna社と共同開発

デジタルヒューマン株式会社は株式会社ギブリー及び、rinna株式会社と共同で、AIキャラクターパッケージを開発したことを発表した。

AIキャラクターパッケージはデジタルヒューマン社の顔と音声で感情を表現するAIアバター「デジタルヒューマン」と、ギブリー社が提供するノーコードでのAIチャットボット開発ソリューション(PEP/SYNALIO)、rinna社の自由に雑談するAIチャットエンジンを統合したもので、ギブリー社から販売される。また、ギブリー社はデジタルヒューマン社、rinna社と協業する。


雑談能力を備えた「AIキャラクター」の開発が可能

今回の協業によりギブリー社の各種AIチャットボット開発ソリューションのユーザーインターフェースとして、デジタルヒューマン社のAIアバター「デジタルヒューマン」が利用できるようになる。さらにrinna社のプラットフォーム製品「Rinna Character Platform」上でAIチャットエンジンを使うことで、より人間味のある会話能力が付与される。これにより、顔と表情、音声、視覚、聴覚と自由に会話する雑談能力を備えた「AIキャラクター」の開発が可能になる。また、雑談能力については、rinna社と共同開発したデフォルトAIキャラクターを利用可能。


図:デジタルヒューマン、PEP、SYNALIOと、Rinna Character Platformの連携
ギブリー社とrinna社が共同開発した「デフォルトAIキャラクター」
ギブリーはこれまで様々な企業に顧客応対、社内業務応対を図るAIチャットボットを提供してきた。そこで得られた会話データとノウハウを活かし、Rinna Character Platformで標準的な業務応対を可能にするデフォルトAIキャラクターをrinna社と共同開発。「デフォルトAIキャラクター」は今回の3社の取り組みで提供されるAIキャラクターパッケージにおいて、標準で適用される。

3社は今後もデジタルヒューマンとギブリー社の各種チャットボット開発ソリューション、Rinna Character Platformを組み合わせたAIキャラクターの開発で協力していく。


ウェブセミナーの開催

今回のリリースに際し、デジタルヒューマンを活かしたAIキャラクターを確認できるウェブセミナーをギブリー社、rinna社が共催で開催される。ウェブセミナー内ではメタバースなど今最もホットな技術における、今後の展開などにも触れる予定。参加費は無料。

・ゲスト登壇
rinna株式会社
Chief Business Officer & Sales Director
佐々木 莉英 氏

・日時
2022年2月25日(金) 11時00分〜12時00分

・タイムスケジュール
11:00-11:40 パネルディスカッション及びサービスデモ
11:40-11:50 今後の展開について
11:50-12:00 質疑応答
※コンテンツは企画により変更になる場合もございます。

・会場
オンライン

・申込みURL
https://pep.work/seminar/20220225



デジタルヒューマン社について

デジタルヒューマン社はUneeQ, Inc.が開発するリアルAIアバター「デジタルヒューマン」のディストリビューターで、UneeQ, Inc.に代わって日本における事業を展開している。デジタルヒューマンは会話の内容に合わせて、顔の表情、声のトーン、唇の動き(セリフと同期するリップシンク)、ヘッドモーション、ボディモーション、マイクロアイモーション(眼球運動)が変化するスピーチアニメーション画像をリアルタイムに生成する。日本語に対応した音声認識機能を備え、新たな機能としてグループ会話において適切な人に個別対応する話者認識機能、コンピュータービジョンAPIを用いて、相手の個人特定、感情分析、年齢や性別などの分析や、相手が手にした物体(薬のパッケージなど)認識をリリースする予定。

■ 新しい世界へようこそ | UneeQ デジタルヒューマン


ギブリー社について

ギブリー社はOperation DX/Marketing DX/HR Techの3事業を展開するテクノロジー企業。自社で開発したノーコードでのAIチャットボット構築ソリューションを活かし、業務自動化チャットボット「PEP」、Web接客ツール「SYNALIO」など、顧客や社内業務応対、マーケティングを自動化するプロダクトを1000社以上に提供している。


rinna社について

rinna社はMicrosoftのAI&リサーチ部⾨でAIチャットボットの研究を⾏っていたチームがスピンアウトして2020年6⽉に設⽴したAIキャラクター開発企業。AIが⽂脈に応じた会話⽂を⾃動⽣成して⼈間と⾃然に会話する「共感チャット」や、作りたいキャラクターの性格や口調をAIに反映させる「Style Transfer Conversation」などの技術を開発している。これらの技術を応用し、LINEで会話できるAIチャットボット「りんな」、会話や音声をカスタマイズしてキャラクター性を持ったAIの開発ができる法⼈向け製品「Rinna Character Platform」、マイAIキャラクターを育成できるアプリ「キャラる」などを提供している。

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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