株式会社タカラトミーはパパやママそっくりのコエをAIがつくる読み聞かせスピーカー『coemo』(コエモ)を2022年9月下旬から全国の玩具専門店、百貨店・量販店の玩具売り場、インターネットショップ、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」等にて発売することを発表した。希望小売価格は12,980円(税込)。予約受付は2022年6月14日(火)から「タカラトミーモール」にて開始する。
AIを使った読み聞かせで子育てをサポート
『coemo』はパパやママそっくりのコエをAIがつくる読み聞かせスピーカー。最先端のAI音声合成技術「コエステーション」を活用し、実在の人物の声とそっくりな合成音声=コエでたくさんのおはなしを読み聞かせてくれる。プロのナレーターの感情表現や抑揚を再現することで、まるでパパやママがお話しているような自然な読み聞かせを実現している。また、それぞれのおはなしに合わせた効果音やBGMを合わせることで臨場感ある読み聞かせを楽しむことができる。
音声登録のアプリ「コエステーション」とおはなし(童話)コンテンツなどを搭載している「coemoアプリ」を連動させてコエを登録し、スマートフォンで好きなコンテンツを選んで本体に送信すると『coemo』が指定したコエでおはなしを読んでくれる。祖父母や親戚などが「コエステーション」でコエを登録し、「coemoアプリ」で連携すると、おはなしの配役でコエを変えることが可能。また、事前に子どもの名前を登録しておくと、おはなしの中で名前を呼んでくれるオリジナルストーリーもある。
[事前準備]
スマートフォンに「コエステーション」と「coemoアプリ」をインストール。「コエステーション」でユーザーの音声を録音してコエを作成し、「coemoアプリ」と連動させる。声の収録は最初に約15分間指定の原稿を読むだけ。
[読み聞かせ]
「coemoアプリ」で好きなコンテンツを3つ選んで本体へ送信。本体操作だけで『coemo』がおはなしを読んでくれる。
「耳で聞いて想像する新たな体験」を提供
パパやママの気持ちに寄り添った商品を作りたいという想いから、アンケート、ヒアリングやモニター調査など様々な角度の声を吸い上げた。保護者からは「子どもに本を読ませたいが、毎日の読み聞かせは大変」「下の子をお世話しながら読み聞かせするのは大変」などと言った声があった。『coemo』を使用し読み聞かせをすることで、親子のスキンシップの時間を充実させ、子どもにとっても大人にとっても楽しいひとときや、映像や本に慣れ親しんでいる子ども達に「耳で聞いて想像する新たな体験」を提供する。
実際にモニター調査では「パパやママのコエで安心感がある」「BGMがあるのでおはなしの世界に惹き込まれやすい」「聞くことに集中し想像力につながる」「両手が空くので一緒におはなしを聞いて、一緒に触れ合える」など読み聞かせの時間がより一層充実したとのコメントを得ている。
coemoアプリで楽しめる無料の60コンテンツ
充実の60コンテンツ。日本の昔ばなしやグリム童話など世界のおはなし45作品の他、英語の歌や子どもが落ち着くオルゴールメロディ、さらに睡眠のプロ「BRAIN SLEEP」とのコラボコンテンツなどを楽しめる。
赤ずきん / はだかの王様 / 北風と太陽/ 3匹のこぶた / 桃太郎 / オリジナルストーリー など全45作品
睡眠のプロ「BRAIN SLEEP」 コラボコンテンツ
スムーズに眠りをさそう音楽や寝る前のストレッチ「ねるまえたいそう」など、良質な睡眠へ導く『coemo』オリジナルコンテンツ5種類を作成。
ブレインスリープ社は睡眠医学とIT技術で最高の睡眠を追求するイノベーション・カンパニー。「睡眠革命で、脱・睡眠負債」をキーワードに、最高の睡眠を実現することで人々に最幸の人生を送っていただくことを目指し、睡眠の質を高める様々なサービス・プロダクトを提供する。
子どもの成長に合わせて追加できる有料コンテンツ
子どもの成長に合わせて長く使用できるよう、追加コンテンツも展開予定。幼児教育実践研究所「こぐま会」とのコラボコンテンツ(有料)では、おやすみ前に耳でじっくり聞いて、子どもの聞く力や集中力、理解力を養う。
<「話の内容理解」例>
おはなしを聞いた後に「イルカさんと貝を交換したのは誰ですか。」「カニさんが持っていた貝は何色ですか。」「ウミガメさんは持っていた貝を何個くれましたか。」などといったおはなしの理解度を確認する質問が出題される。
「こぐま会」について
「こぐま会」は幼小一貫教育の理念に基づいて、2才児から小学3年生までの幼児・児童を対象に、それぞれの年齢にふさわしい基礎教育のあり方を追究・実践する幼児教室。とくに、就学前の子どもたちを対象とした教育を「教科前基礎教育」という考え方で捉え、その内容と方法を独自に開発し、教室での実践を通じて、検証。そうした基礎教育の実践の中で、幼稚園受験や小学校受験といった現実的な課題にも対処し、大きな成果を上げている。
目の不自由な人も楽しめる共遊玩具
『coemo』は目の不自由な人も一緒に楽しめるおもちゃとして、一般社団法人日本玩具協会が推進する「共遊玩具」の「盲導犬マーク」対象商品に認定されている。
<認定のポイント>
●連動アプリに「画面読み上げ機能」を搭載
本体と連動する「coemoアプリ」には全ページに操作を音声で誘導する「画面読み上げ機能」を搭載。目の不自由な子どもや保護者も音声を頼りにアプリを操作して楽しむことができる。さらに、ページごとに異なるBGMを用い、今どのページを操作しているのかが音でも分りやすくなっている。
●効果音で操作をサポート
本体のすべてのボタンに固有の効果音を搭載。目が不自由な子どもだけでなく、暗闇で良く見えない状況でもさりげない音で操作をサポートする。
●触ってわかるレリーフボタン
本体ボタンには凸デザインのレリーフボタンを採用し、触ってわかるように工夫している。また、ねじ穴を最小限にする構造で必要以上の凹凸がない。
商品概要
商品名 | 『coemo』(コエモ) |
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希望小売価格 | 12,980円(税込) |
発売日 | 2022年9月下旬 |
対象年齢 | 3歳以上 |
商品内容 | coemo本体×1、スタートアップガイド×1 ※操作をする際は、別途スマートフォンが必要。 |
使用電池 | 単3形アルカリ乾電池×3(別売り) |
商品サイズ | (W)125×(H)90×(D)120mm |
取扱い場所 | 全国の玩具専門店、百貨店・量販店の玩具売り場、インターネットショップ、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」等 |
著作権表記 | © TOMY |
販売目標 | 年間5万個 |
ホームページ | https://www.takaratomy.co.jp/products/coemo/ |
ABOUT THE AUTHOR /
山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。