
ソフトバンク株式会社の子会社であるBOLDLY株式会社(ボードリー)は、2022年5月25~27日に大阪市高速電気軌道株式会社が実施する公道での自動運転バス実証実験において、自動運転バス「NAVYA ARMA」(ナビヤ アルマ)の運行および運行管理を行うことを発表した。
自動運転バスで「鉄道技術展・大阪」のアクセス向上を図る
実証実験は「鉄道技術展・大阪 Mass-Trans Innovation Japan Osaka 2022」の開催に合わせて実施されるもので、インテックス大阪とコスモスクエア駅の間の公道で自動運転バスを運行し会場へのアクセスの向上を図る。自動運転バス「NAVYA ARMA」の体験乗車は事前予約制で、「Osaka MaaS 社会実験版」アプリから申し込み可能。
BOLDLYは自動運転バス「NAVYA ARMA」2台を運行する他、BOLDLYの自動運転車両運行管理プラットフォーム「Dispatcher」(ディスパッチャー)で自動運転バスの遠隔監視を行う。また、走行ルート上の2カ所の交差点では通信により自動運転バスが信号機の情報を取得して交差点を通過するタイミングを判断する「信号協調」を行い、青信号の場合に自動で交差点を通過する。
BOLDLYはさまざまなユースケースにおける自動運転モビリティの実証実験を通して知見を蓄積し、自動運転モビリティの早期実用化を目指す。
「鉄道技術展・大阪」について
「鉄道技術展」は鉄道・交通システムやインフラ技術、施設、電力、輸送、運行管理、車両、インテリア、旅客サービス関連他あらゆる鉄道分野の技術が横断的に会する総合見本市として、2010年より幕張メッセ(千葉県千葉市)にて開催している。「鉄道技術展・大阪」は西日本方面でも製品、情報を紹介したいという多くの企業の声から企画。今回初となる大阪での開催となり、270社・団体(555小間)が出展する。なお、同展は鉄道技術に関する商談を主目的とした「B to B展示会」のため、中学生以下や一般の人は入場できない。
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山田 航也
横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。