スマートホーム向けコントロール・ハブ「mui ボード」とAlexaが連携 「Works with Alexa」認証を取得

mui Lab, Inc.は世界共通のスマートホーム標準規格「Matter」に対応した「muiプラットフォーム」を活用し、天然木を使ったスマートホーム向けコントロール・ハブ「mui ボード」と「Alexa」が連携したことを発表した。


Alexaとmui ボードの連携について

muiユーザーはAlexaに話しかけることで、muiボード上にて天気の確認、タイマーの使用、アラームのセットなどをハンズフリーで操作可能。Alexaユーザーにとっては天然木のmuiボードに触れることで、新たに心地良い触覚体験を楽しむことができ、さらに視覚情報が加わることで、自由度が広がる。例えば「Alexa、mui ボードで5分のタイマーをセットして。」と伝えると、Alexaは静かにその信号をmuiボードへ送り、muiボードは自動的に5分を表す曲線を描き始める。


これによってユーザーは視覚的に時間の経過を把握することができ、行動の選択肢が広がる。また、ボイスコマンドとタッチコマンドを滑らかに行き来できるため、状況に応じて最適な選択が可能となる。

muiボードとAlexaの相互連携スキルは「Alexa Startups」本国からの直接のサポートを受けて実現し、「Works with Alexa」の認証を取得した。これは、Alexaの目指す「アンビエント・インテリジェンス」にも寄与するカーム・エクスペリエンスの社会実装がさらに強化される第一歩となる。

Works with Alexa認定とは
Works with Alexa認定は応答性、信頼性、機能性の高い基準をクリアし、ユーザーに対して最高のスマートホームエクスペリエンスを保証する認定プログラム。製品が認定されるとAmazonスマートホームストアと製品パッケージにWorks with Alexa認定バッジを貼付できる。これにより、製品がAlexaとシームレスに統合されているというユーザーの信頼度が高まり、ひいてはAmazonスマートホームストアやオフラインチャネルでの製品へのトラフィックが増加する。



muiプラットフォームについて

今回の連携はCES 2022 Innovation Awardsのスマートホーム部門で受賞した「mui プラットフォーム」をベースに構築されている。muiプラットフォームは情報過多を引き起こす可能性のある「ノイズ」をフィルタリングし、ミニマルなディスプレイに適したデータのみを特許を持つmui Lab独自のUIデザインの技術で作成したインターフェイスを通じて提供する。このプラットフォームはテクノロジーに温度感を付加し、より自然で快適な使い心地を実現し、ユーザーの生活の質を高めることができるソリューション。




世界共通のスマートホーム標準規格の「Matter」に対応

mui Labは2022年1月、今秋に一般公開予定であるスマートホーム製品間の互換性を高めるための世界共通のスマートホーム標準規格「Matter」に参加した。Matterへの加入によって、muiプラットフォームやmuiプロダクトは各社が提供する多様なスマートホームデバイス間で共通のアプリケーションやデータモデル、クラウドサービスなどを通じて相互に通信することを可能にし、安全で信頼性が高くシームレスな体験を得ることが可能となる。


Alexaとの連携についてコメント

今回の連携について、mui Lab代表の大木和典氏よりコメント

「私たちが考える未来のテクノロジーは、人間の行動や環境に自然にフィットするものです。ユーザーは、デバイスの要求に合わせて自分の習慣や所作を変える必要はありません。テクノロジーが人間に寄り添うことで、ユーザーをより幸せにすることでしょう。私たちの『muiプラットフォーム』は、まさにそのために設計されたものです。Alexaとmuiボードを連携することで、これまでに経験したことのない方法でお客様の生活の質を向上させることが可能となります。」

今回の連携について、Alexaスタートアップの責任者であるリズ・マイヤーズ氏よりのコメント

「未来のテクノロジーは、必要なときにはそこにいて、必要でないときには背景に消えていくようなアンビエント・インテリジェンスを有していると考えています。我々は、音声のパワーとパーパスフルなデザイン(目的に適した設計)を融合させるmui Labのビジョンに感銘を受けましたし、今後のmui Labに期待をしています。Alexaに内蔵されたmuiボードが、どのようにお客様の心を豊かにし、より多くのことを成し遂げる手助けをできるか、楽しみにしています。

*アンビエント・インテリジェンス:環境知能(生活や仕事の環境の中に、人間の活動に適応していく機能を持たせようとする情報技術)

「Calm Technology」の提唱者であり、muiLabのアドバイザーであるアンバー・ケース氏よりコメント

「mui Labは、自然や時間、歴史、和の視点から得た情報をもとにデザインに深みを与えています。多くのテクノロジーは壊れやすく、一時的なものとして作られており、人間の生活に摩擦を与えたり、邪魔をしたりするようなものですが、製品が正しく設計されていれば、お客さまは穏やかな気持ちになります。mui Labは、伝統的な道具や家具の原理の深さに着目し、環境との調和を図ることで、業界に一歩踏み込んだ変化をもたらし、業界をリードする存在になると思っています。」
関連サイト
mui ボード

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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