スマートロッカー「SPACER」JR北新地駅に設置 スマホで事前予約、キャッシュレス決済、鍵の共有などが可能

株式会社SPACERは西日本旅客鉄道株式会社と提携し、キャッシュレスでの荷物の一時預け、荷物の受け渡し、ロッカーの事前予約等、多彩な活用が可能なスマートロッカー「SPACER」をJR北新地駅、JR大阪天満宮駅に設置したことを発表した。JR北新地駅は8月4日(木)からJR大阪天満宮駅は8月5日(金)から利用開始し、随時サービスを拡大する予定。


JR北新地駅、JR大阪天満宮駅にスマートロッカーを設置

感染症の流行により、対面でのやり取りの減少、キャッシュレス決済の普及など、社会に多くの変化がもたらされた。今回JR北新地駅、JR大阪天満宮駅に設置するスマートロッカーはJR大阪駅に設置したロッカーと同様に遠隔での空き状況の確認や事前予約、完全キャッシュレス決済、荷物の受け渡しが可能な鍵の共有などの、新しい生活様式に適した機能を搭載し、様々な使い方が可能。今後は商品のロッカー受け渡しを含めた新サービスの実装も検討している。なお、関西の駅では前回のJR大阪駅と合わせて3駅目の設置となる。



SPACERではスマホを用いたキャッシュレスでの荷物の一時預けはもちろん、鍵の共有による荷物の受け渡し、ロッカーの遠隔からの予約などが可能になる。遠隔からロッカーの空き情報も確認できるため、無駄な移動もしなくて済む。1時間未満の短時間利用の際は無料で利用可能。


利用方法

■事前準備
STEP0
手持ちのスマートフォンにSPACERアプリをインストールする

関連サイト
SPACERアプリ

■荷物を預ける
STEP1
ロッカーの目の前で空いているロッカーを確認して鍵を開ける


STEP2
ロッカーの扉を開けて荷物を入れる。扉を閉じるとロッカーの扉は自動で施錠される。



■荷物を取り出す
STEP1
SPACERアプリに利用中のロッカーが表示される。決済が完了すると、ロッカーを開錠することができる。


STEP2
ロッカーの扉を開いて荷物を取り出す。扉を閉めると、ロッカーの鍵は自動で施錠される。



■予約する
空いているロッカーをSPACERアプリからいつでもどこからでも取り置きする機能。

STEP1
SPACERアプリや、SPACERホームページより、予約したいロッカーを確認し、予約を行う。


STEP2
ロッカーに近づくとSPACERアプリに予約したロッカーが表示される。そのままロッカーの扉を開けて利用できる。



■鍵を共有する
ロッカー鍵をスマートフォン同士で送受信することで、荷物の受渡し機能が利用できる。

STEP1
荷物を預けた後、SPACERアプリで”鍵の共有する”ボタンを押す。Eメール・SMS・LINE・Slack等で鍵を共有したい相手を選び、ロッカーの鍵をURLとして共有したい相手へ送信する。


STEP2
共有を受けた相手はURLをタップすることでロッカーの開錠ができる。ロッカーを開錠の後、荷物を取り出し、扉を閉めるとロッカーの鍵は自動で施錠される。

ロッカーの開錠に決済が必要な場合、決済の後にロッカー開錠が可能となる。


スマートロッカー設置概要



設置場所 1.JR北新地駅 みどりの券売機横
2.JR大阪天満宮駅 みどりの券売機横
サービス開始日 1.2022年8月4日(木)
2.2022年8月5日(金)
設置台数 1.6台/36口
2.5台/30口
利用可能時間 JR北新地駅、JR大阪天満宮駅の営業時間に準じる。

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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