「CEATEC 2022」開幕、562社が出展 CEATECアワードはNEC、シャーブ、アルムらが受賞

「CEATEC 2022」が3年ぶりに開催される。リアル会場は幕張メッセで10月18日(火)〜21日(金)まで。オンライン会場は10月1日(土)〜31日(月)まで。入場は無料で全会場登録制となっている。


562の企業や組織が出展

リアル会場とオンライン会場で562の企業や組織が出展を行う(2021年は314/2019年は787)。コロナ禍前の出展者数からは少し減ったが、そのうち新規出展者は266あり、スタートアップも81を数える。海外出展は27ヶ国、146社/団体。新しい時代に向けたリスタートとして充実したものになりそうだ。



主題は「経済発展と社会課題の解決を両立する「Society 5.0」の実現を目指し、あらゆる産業・業種の人と技術・情報が集い、「共創」によって未来を描く」としている。


デジタル田園都市、サステナビリティ、ウェル・ビーイング

リアル会場では、前日となる17日(月)にメディアコンベンション(報道関係者限定先行公開)が実施され、一部の展示ブースが公開された。また、朝一番では、プレスブリーフィングが行われ、エグゼクティブプロデューサーの鹿野清氏が挨拶に登壇した。キーワードは「デジタル田園都市」「サステナビリティ」「ウェル・ビーイング」。


また企業間の連携として「パートナーズパーク」を紹介、海外からの参加、次世代学生向け「みらいセッション」を紹介した。





CEATECアワードはNEC、シャーブ、アルムらが受賞

CEATECアワードは下記の通り。日本電気「ローカル5G小型一体型基地局」、シャープ「屋内光発電デバイス」、アルム「工作機械を動かす加工プログラムを完全自動生成する世界初のAIソフトウェア」等が受賞した。




その他の部門賞グランプリ受賞。



なお、報道関係者限定先行公開の様子は順次、抜粋して見どころの一部をお伝えしていく予定。

関連サイト
CEATEC 2022公式サイト

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神崎 洋治

神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。

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