掃除機と水拭き機能を搭載した2in1モデル「ルンバ コンボ j7+」11月11日より発売 敷物の検知でモップパッドを格納

アイロボットジャパン合同会社は掃除機&床拭きロボット「ルンバ コンボ j7+」を11月11日(金)より全国のアイロボット認定販売店およびアイロボット公式オンラインストアにおいて販売開始することを発表した。この発売に伴い、ソフトウェアとアプリ機能を実装した「iRobot Genius」はさらに便利な機能が追加され、「iRobot OS」(アイロボット オーエス)と名称を変更、iRobot Homeアプリを利用するすべてのユーザーに提供を開始する。


掃除機と水拭き機能を搭載した「ルンバ コンボ j7+」

「ルンバ コンボ j7+」は掃除機と水拭き機能を搭載した、アイロボットが初めて国内市場に提供する2in1モデル。水拭きが可能な床面を自動検知し、ゴミを吸引しながらアームで圧をかけてしっかり水拭きをし、短時間で効率的に清掃する。“変形”する世界初のパッドリフティングシステムを搭載し、ラグやじゅうたんを吸引する際には水拭き用のモップパッドをルンバの天面まで持ち上げて格納し、ラグやじゅうたんを濡らさない。カメラと3つのフロアセンサーを使って床を認識することによって、敷物を見逃さず、確実に切り替えることができる。ロボットが清掃中に“変形”することで“水拭きもできるルンバ”を実現した。

掃除機&床拭きロボット「ルンバ コンボ j7+」

今回の新製品についてアイロボット・コーポレーション会長兼CEOのコリン・アングル氏は、次のようにコメントしている。

「ルンバ コンボ j7+は、iRobot OSの知能と美しく設計されたハードウェアを完璧に融合させ、ラグやじゅうたん、フローリングを毎日清潔に保つことができる、他に類を見ない2in1モデルです。このロボットで世界中のユーザーが自身の生活をもっと豊かに楽しんでいただけると自負しています」


掃除機&床拭きロボット「ルンバ コンボ j7+」の特徴


1.アイロボットアジア市場初、床拭きもできる2in1ルンバ

・ルンバのパワフルな清掃力に水拭き機能を搭載
ルンバ独自の「エッジクリーニングブラシ」「2本のゴム製デュアルアクションブラシ」「パワーリフト吸引」の3段階クリーニングシステムに、「水拭き機能」が加わり、「4段階クリーニングシステム」へと進化。水拭きが可能な床面を自動検知し、ゴミを吸引しながらアームで圧をかけてしっかり水拭きをし、短時間で効率的に清掃する。

・“変形”する世界初のパッドリフティングシステム
ラグやじゅうたんを吸引する際はモップパッドを完全に天面にリフトアップして“変形”するため、ラグやじゅうたんを絶対に濡らさない。カメラと3つのフロアセンサーを使って床を認識することによって敷物を見逃さず、確実に切り替えることができる。

モップパッドを格納

・簡単メンテナンスでより便利に
洗濯が可能なモップパッドは取り付け部が持ち上がるため、ロボット本体を裏返さずに片手で簡単に交換可能。ダスト容器と水拭き用のタンクは一体型で、お手入れがしやすくなっている。




2.障害物を識別して回避する「PrecisionVision」ナビゲーション

ロボット前面に搭載されたカメラにより、目の前にあるコードやペットの排泄物(*2)などの障害物をリアルタイムに識別して回避、散らかった床でも掃除することができる「PrecisionVison」ナビゲーションを搭載。清掃中に障害物が見つかると清掃終了後にiRobot Homeアプリにその画像が表示され、これらの障害物に今後どのように対処すべきかをアイロボットが管理するクラウド上にユーザーが任意でフィードバックする。アプリに繋がっているコネクテッドロボットは世界で1,300万台にのぼり、世界中のユーザーからのフィードバック*3をもとに学習と進化を続ける、世界シェアナンバーワン*4のアイロボットならではの技術。

認識・回避できる障害物(2022年11月1日現在)
コードやケーブル、ヘッドフォン、ペットの排泄物*2、靴やスリッパ、靴下、ファブリック、衣服
今回新たに追加:リュックサック、ペットの食器、猫用トイレ、ペットのおもちゃ(ボールやロープなど)、クリスマスツリー

*2:ペットの排泄物(犬または猫の固形の糞のみ、毛玉や吐しゃ物、液体は対象外)

*3: アイロボットでは、お客様のデータを暗号化して安全に保護しており、収集した情報はお客様の清掃体験とロボット性能の向上のためだけに使用されます。また、お客様のデータセキュリティに対する取り組みとして、アイロボット製品はTUV認証を取得しています。

*4: (株)富士経済「グローバル家電市場総調査2022」ロボット掃除機世界生産台数2021年実績


3.思いのままに清掃をコントロールする

「iRobot Genius」がさらに便利に進化し、アイロボット独自のオペレーションシステム「iRobot OS」に生まれ変わった。「iRobot OS」はCEOのコリン・アングル氏が提唱する“使う人に寄り添い、ライフスタイルや好みに合わせた清掃体験を提案するAI”を形にしたもので、iRobot Homeアプリを通してロボットを使用するすべてのユーザーに便利な機能を提供する。今回の「ルンバ コンボ j7+」の発売にともない、部屋やエリアごとに掃除機がけと水拭きの設定も細かくできるようになり、さらなる進化を遂げている。

iRobot OSの主な操作機能(モデルにより機能は異なる)
・家具や障害物周りのピンポイント清掃/清掃禁止設定
・コードやペットの排泄物*2など障害物を認識して回避
・掃除する部屋と、部屋ごとの清掃モードを自由に選択
・部屋間の移動時に清掃を止めるクワイエット走行
・花粉やペットの換毛期など季節の清掃提案
・家を離れると自動で清掃開始
・チャイルド&ペットロック​
・清掃履歴を報告するClean Mapレポート
・スケジュール時間に自動で清掃開始
・音声アシスタント対応


4.最大1年分のゴミを収納する「自動ゴミ収集機」を搭載

ルンバ コンボ j7+は掃除が完了すると自動で本体のダスト容器のゴミをクリーンベース内のAllergenLock紙パックへ排出する。収納できるゴミは最大1年分*5。しばらくは掃除のことを気に掛ける必要はない。このクリーンベースは高いデザイン性も追求し、細かい凹凸の入った質感やレザー調のプルタブなど、生活家電を超えたデザインを実現している。さらに横長の形状はテーブルなどの下にもキレイに収まる。

*5:日本のクリーンベースユーザーの清掃結果より算出。全ての家庭環境において、期間を保証するものではありません。交換用ランプが点灯する前に誤動作や異臭に気づいた場合は、交換することをお勧めします。



機能別比較表


*1:AeroVac搭載のルンバ 600シリーズとのカーペットの上での比較(当社調べ)
*2:iRobot®Homeアプリから設定
*3:機種により動きが異なります

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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