【動画】定時になると「あるくメカトロウィーゴ」が一斉に踊り出す あぶくま信用金庫が合計10台のウィーゴを設置

株式会社リビングロボットは同社が開発した「あるくメカトロウィーゴ」をあぶくま信用金庫の営業店窓口に設置したことを発表した。

愛らしい見た目と可愛らしい動きで老若男女に愛されるウィーゴ。あぶくま信用金庫では一斉にダンスする姿で来客者を和ませる。リビングロボットの「あるくメカトロウィーゴ」はこれまでは主に教育用・介護用としての展開を行ってきたが、その可愛らしい見た目とダンスで定時をお知らせし、場を和ませる新たなサービスを開始する。


「あるくメカトロウィーゴ」がダンスをして定時を知らせる

あぶくま信用金庫は地域密着型金融の取り組みを強化し、地域経済の活性化に強く取り組んでいる金融機関。今回はその本店(南相馬市)および東支店(同市)の窓口にそれぞれ5台、合計10台のウィーゴを設置。決められた時間になると、その10台が一斉にダンスをして定時をお知らせする。窓口の顔として来客者の方々の癒しとなることを目指し、12月23日から運用を開始した。

定時に人形や鳩が出てきて踊る昔ながらのからくり時計は長年の間街中や家などで人々に愛されてきたが、今は目にする機会も少なくなった。老若男女問わず楽しんでもらえるウィーゴのダンスは、かつてのからくり時計に通じるもの。現代版のからくり時計として、今後は季節ごとにダンスのバリエーションを増やすなど、「成長するからくり時計」として人々に笑顔を届ける存在になっていきたいと考えている。

また今後は金融機関に限らず、病院やホテル、ディーラーあるいはショッピングモールや大型商業施設など、人が集うさまざまな場所での活用も提案していく。同社はストレス軽減や癒しの効果を通じ、自然と笑顔が生まれるようなサービスが提供できるようにウィーゴを進化させていく。



リビングロボットについて

リビングロボットは人とロボットが共に生き、成長する社会の実現を目指して、パートナーロボットおよび関連技術の開発をおこなうテクノロジー企業。プログラミング教育における「あるくメカトロウィーゴ」の活用をはじめ、さまざま分野での社会実装への取り組み、国内外の技術系イベントにおける製品の出展など、事業の拡大と社会貢献をすすめている。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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